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後半3得点で快勝!後期リーグ初戦を勝利で飾る―関東大学サッカーリーグ 2部 第12節 対関東学大

2021年7月31日 会場非公開

▼スタメン

GK

猪越優惟(商2)

DF

新井秀明(経4)

岡井駿典(法3)

和田悠汰(経4)

牛澤健(経2)

MF

髙岸憲伸(文4)→小野寺巧(文3)

豊田歩(総3)

堀脩大(経4)→坂本康汰(経2)

FW

小島偉央(商4)→鎌田蓮(法4)

山﨑希一(経2)→鈴木翔太(文3)

平尾拳士朗(経3)→有田恵人(文2)

 

▼試合結果

〇中大3―0関東学大●

上位で後期リーグ初戦を迎えた中大。1部昇格に向け、ここでしっかりと勝利して良いスタートを切りたい。

試合がスタートすると、立ち上がりは中大がボールを支配する時間が続く。後ろから丁寧にボールをつなぎ、積極的にシュートを放つが、いずれも相手に阻まれてしまう。前半10分には堀のスルーパスに抜け出した小島が裏へ抜け出し右足を振り抜くも、ボールはゴール上方へ。なかなかチャンスを決め切ることができない。その後は徐々に手ペースとなり、苦しい展開が続く。しかし、全員がハードワークし、失点を許さないまま試合を折り返した。

 ▲攻撃でチャンスを作った堀

後半に入ると試合は再び中大ペースとなる。後半19分、牛澤がスライディングでボールを奪うと、自陣の深い位置から一気にカウンター。最後はゴールまで待ち構えていた小島が、GKがはじいたこぼれ球を頭で押し込み、待望の先制点を獲得した。「昇格のために絶対に勝点3が必要な中で、でチームに貢献できる先制点を取れたところは本当に良かった」と、今季8点目となるゴールを振り返った。

先制点の小島、今季8ゴール目

同26分、FWの有田がピッチへ送り出されると、その2分後に相手の横パスをカット。ドリブルでGKをかわし右足でシュートを放つ。ボールは無人のゴールへ吸い込まれ、有田はゴールという形で監督の期待に応えた。

2点目を奪った有田

同40分には右サイドから髙岸がふわりとあげたクロスに新井がヘディングで合わせ、試合を決める3点目を奪取。前半は硬直した試合展開だったが、最終的には中大が3点を奪って快勝した。自動昇格圏内の2位へ浮上し、後期リーグの始まりにふさわしいスタートとなった。

新井のゴールを喜ぶ選手たち

 

試合後コメント

小島

―試合を振り返って

前半に先制点が欲しいところだったんですけど取れずに、でもチームとしてやること変えずにやっていけば点を取れるだろうっていうところで、後半点取れてほんとに勝てて良かったと思います。

―小島選手から見た動きの良かった選手は

やはり高岸が中心選手で、彼が中盤で良く動いてくれたのでスペースが空いたってところもありますし、そういう仲間の動きを見て自分が動くってところを決めているのでそこは本当にありがたいなと思ってます。

―前期と後期の間に取り組んだことは

前期引き分けで勝ちきれない試合っていうのが多かったので、やはり点をしっかり取り切るってところをフォワードとしては突き詰めたっていうところがあって、ほんとに今日はそれが結び付いて3点取れたっていうところは大きかったと思います。

―次節、産業能率大学との試合に向けて

やはりアミノバイタル優勝しているので、前期戦ったチームとは絶対変わってるだろうというところで、挑戦者としてチャレンジャーとして向かっていければいいなと思ってます。

 

佐藤監督

―試合を振り返って

単純に前半はやっぱ相手もすごく研究してきて、うちのボール回すところにすごくプレッシャーを掛けてきたんだけど、そこをなんとか選手たちが自信をもって崩してったりチャレンジしたりして攻めようっていうところが見えたんで、その我慢が、守備の我慢含めてしっかり守れて攻撃もできて前半0―0で終わったのは、いつもにない、我慢しきれなくて1失点するっていうところが大分抑えられたので良かったです。

―今日は3ゴールでした

いいところでやっぱ小島が取ってくれて、こぼれ球があいつのほんとにいいところに。前半にもっと決めとけって話なんだけど、ああいうところで決めたり、あとは交代選手ですぐ有田が決めたりっていうそういうところが良かったなと思いますね。あとはセットプレーから取れたっていうのも久々なんで大きかったですね。

―その中でも動きの良かった選手は

今日はみんなだね。キーパー含めてディフェンスラインもすごく集中して守ってた。ボランチ、アンカーの豊田も良かったし、(高岸)憲伸…。まあみんな多少のミスはあったけど、それでも集中して前に前に運んでみんなでセカンドボール拾ってっていうところの集中力があったので、今日はほんとにみんなですね。

―次節、産業能率大学との試合に向けて

まずアミノバイタルで優勝したっていうのはすごく自信になっていると思うので、そこのところで我々がどう戦うかどう迎え撃つか。それは今日の試合と同じで全員でとにかく前に前に負けずに戦っていくっていうところが我々の課題ですね。同じ気持ちで同じトーンでやれるかっていうところなのでこの1週間しっかりとみんなでそこを強調しながらやりたいと思います。

 

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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部