2022年10月22日 日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場
▼スタメン
GK
猪越 優惟(商3)
DF
荒木 遼太(経4)
加納 直樹(総3)
牛澤 健(経3)
岡井 駿典(法4)
MF
豊田 歩(総4)
田邉 光平(法3)→ 岩澤 桐人(経4)
湯谷 杏吏(経2)→ 大窟 陽平(文2)
FW
有田 恵人(文3)→加納 大(商2)
勝浦 太郎(総4)→星野 創輝(商2)
家坂 葉光(経3)→鈴木 翔太(文4)
▼試合結果
〇中大3ー0日体大●
得点者:家坂 葉光(前半5分)、勝浦 太郎(前半25分)、豊田 歩(後半29分)
勝ち点差4の首位日体大との一戦。2部優勝へ向けて弾みをつけるために、是が非でも勝利が欲しい試合となった。
ゲームはいきなり動く。前半5分、左サイド深い位置のスローインから抜け出した家坂がエリア内で倒されてPKを獲得。これを自ら冷静に沈め先制に成功する。
▲PKを決めた家坂
その後は日体大に攻め入られ我慢の時間が続く。同8分、9分にはロングシュートとコーナーキックからピンチを迎えるも、得点を許さない。
すると同25分、自陣深くで受けた豊田が少し運んでから絶妙なスルーパス。抜け出した田邉のグラウンダークロスに勝浦がニアサイドで合わせ2点目を決める。「練習からずっと話し合っていた。」と狙い通り形での貴重な追加点となった。
▲2点目を決めた勝浦
その後はお互いチャンスを作るもゴールは生まれず2―0で前半を終了する。
迎えた後半。立ち上がりこそ相手の猛攻に苦しんだものの、GK猪越を含む守備陣の落ち着いた対応で失点を許さない。すると、中大が徐々にペースを掴んでいく。同14分には豊田のパスに抜け出した田邉のシュートがポストにあたり、その流れから家坂にも決定機が訪れるなど、惜しいシーンが続く。
そして同29分、左サイドで受けた交代出場の鈴木が相手2人の間にパスを通し、受けた田邉がダイレクトでシュート。これはキーパーに弾かれるも、こぼれ球を豊田が流し込み3点目を奪取。完全に試合を決めた。
▲3点目を決めた豊田に駆け寄るチームメイト
終盤は選手交代を通して試合をコントロールした中大。守備陣も集中力を切らさず、強固な守りで最後まで失点を許さなかった。首位相手に3得点かつ、2試合連続となるクリーンシートを達成し、攻撃面と守備面において確かな手応えを掴んだ。残り4試合、1部昇格へ向け絶対に落とせない試合が続く。
▼試合後コメント
宮沢監督
-試合を振り返って
最初から気持ちのこもった守備、日体大を倒すという思いが詰まったゲームだったと思います。気持ちの部分が今までの中大に足りない部分だったと思いますが、そこをより前面に出して戦えたことが3-0で勝って勝ち点3を取れた要因だと思います。まずそこが1番だと思います。
-首位との一戦だったが、どのような対策をしてきたか
まずは守備を仕掛けていく、いい守備からいい攻撃につなげていくということをベースにしながら、自分たちのいい攻撃を出していこうという話はしていました。
-4年生の活躍が目立ったが、そこに関しては
開幕当初は4年生中心にやっていましたが、徐々に1、2年生が頑張ってきて4年生が少なくなって、そういう状況になっていました。ですが最後は4年生の力が必要だという話をして、そこから4年生のパフォーマンスがかなり上がって、チームの土台、底力を出せるようになっている状況ですので、4年生中心に残り4試合突っ走りたいと思います。
-2試合連続で無失点という守備面の評価は
無失点で終えられたことを非常に嬉しく思っています。全員が粘り強く守備ができたからこそだと思います。そこは次も続けていきたいです。
-次節に向けて
中2日ですので、学芸大相手に勝ち点3を取れるように全力でぶつかっていきたいと思います。
勝浦選手
-試合を振り返って
今日は勝って首位にどんどん追い付きたい試合だったので、みんな気合いが入っていました。最初立ち上がりも良くて、勝てて本当に良かったと思います。
-どのような思いで試合に臨んだか
気合いは入っていて、心は熱く頭は冷静といういいバランスで試合に臨めたかなと思います。
-得点シーンについて
田邉選手からのクロスをニアで合わせたのですが、あそこはもう点で合わせるというタイミングが大事で、いつも練習からずっと話し合って「ここに欲しい」という話をしているので、それが上手く結果に出て良かったです。
-試合中に意識していたことは
特別身体が大きいわけでもないし、特別足が速いというわけでもないので、タイミングと相手の逆を突く動き、あとは味方の癖は頭に入っているので、そこを頭を使ってボールを受けてシュートを打つことを意識しています。
-次節に向けて
次も絶対勝たないといけない試合なので、練習からみんなで気合を入れてやって、絶対勝ちたいと思います。
豊田選手
-試合を振り返って
シンプルに大一番だと思っていたので、これからもそういう試合が続きますが、ここで1位の日体大を倒すという意気込みはみんな持っていました。勝てたというのは嬉しい結果かなと思います。
-得点シーンについて
その前の僕がシュートを打ったところにボールがこぼれたシーンを見ていて、自分でチャンスがあったら飛び込みたいと思っていました。仲間を信じて待っていたらボールが来たので、あとは押し込むだけで、気持ちで押し込んだゴールでした。
-試合中に意識していたことは
しっかり全員、仲間がばらばらにならないことを最近意識していて、みんなで声を掛け合って一つになってというのはサッカーの戦術うんぬん、そういうものは置いておいてとても大事なことだと思うので意識していました。
-勝浦選手のゴールの起点となったスルーパスについて
ホールが来る前に前を見たときにスペースが空いていたので、1個運んで、あとは走り込んだ選手をうまく使えたなという感じです。
―次節に向けて
本当に勝ちたいです。僕たちは優勝したくて今シーズンを送っているので、優勝するために絶対勝ちたいです。
関東リーグ全試合ブログ更新中!第18節・立正大戦の試合記事はこちらから
(記事:渋谷海翔 写真:渋谷海翔、琴寄永里加)
Twitter(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)