2024年10月19日 茨城県・RKUフットボールフィールドA面
▼スタメン
GK
岩瀬 陽(経3)
DF
中嶋 基至(文4)
鈴木 登偉(商4)
大野 篤生(経4)
長澤 圭剛(文4)→古川 大洋(経1)
MF
湯谷 杏吏(経4)
小川 嵩翔(商4)
家坂 葉光(文4)
FW
加納 大(商4)→田中 幹大(商3)
持山 匡佑(商3)→杉山 耀建(国経3)
星野 創輝(商4)→北浜 琉星(経2)
▼試合結果
●中大1―2流経大○
得点者:加納 大(前半33分)
3位を死守したい中大は流経大との一戦に臨む。この日は気温が高く飲水タイムを取りながらの試合となった。
開幕早々相手の間を通しゴールを狙うなどいい立ち上がりを見せる。しかし相手に巧みにパスをつながれ、ペナルティーエリア内で混戦を見せる。ミドルエリアから放たれたボールはGKの岩瀬が軌道を読みゴールを死守した。
▲高い守備力を見せた岩瀬
両者一歩も譲らない戦いの中、試合が動いたのは前半15分。相手があげたクロスにヘッドで合わせられ、ゴール正面に滑り込み軽いタッチでコースを変えられ先制点を奪われる。中大はサイドから攻撃を仕掛けるも、堅い守備に阻まれ得点には結びつかない。相手が主導権を握る時間も増え、流れが悪い中同31分、中嶋のパスカットからワンタッチでボールをつなぎ、正面から加納がゴールに流し込み得点を決めた。中大が同点に追い付き、1-1で前半を終了した。
▲ゴールを決めた加納
後半は持山や湯谷が中盤で起点となりチャンスを伺うが決定的なシーンをつくれない時間が続く。後半27分に先制点を挙げた加納に替え田中を投入し勝ち越しを狙うがその4分後、相手GKが蹴ったロングキックに対するクリアが不十分となったところでボールを回収されピンチを迎える。相手右サイドに展開されクロスを上げられると最後は頭で押し込まれ、1失点目と同じく相手右サイドのクロスから失点を許し勝ち越されてしまう。その後中大は古川、杉山を同時投入し、その8分後には北浜を投入して攻勢を強める。しかし試合終盤に杉山、家坂が左サイドからチャンスを立て続けにつくるが点には結び付かず、そのまま試合終了。リーグ戦4連勝をかけた試合に1-2で敗れ、順位も一つ落とし4位に後退した。
試合後に湯谷は「まず試合の入りが悪くてそこから失点して、入りが悪い中でも前半取り返して流れに乗れたと思ったが、後半は全然自分たちのサッカーができずに守備にも隙があってやられたので、内容としてはあまり良くなかった」とこの試合での課題を口にした。しかし次戦の首位・明大戦については「全然戦えるチームの雰囲気ではある」と前を向いた。
▲プレー中の湯谷
今季リーグ戦残り4試合。強敵撃破で波に乗り、インカレ出場も決めたいところだ。
▼試合後コメント
湯谷選手
―試合を振り返って
4連勝をまだしたことがなくて、今週はいろいろ準備をしていい形で試合に臨めましたが、 まず試合の入りが悪くてそこから失点してしまいました。入りが悪い中でも前半取り返して流れに乗れたと思いましたが、後半は全然自分たちのサッカーができずに守備にも隙があってやられたので、内容としてはあまり良くなかったなというのは感じます。
―得点前後に多く見られた自陣からの崩しについて
後半より前半の方がそういう形は結構徐々にでき始めてきて、得点のシーンもいいテンポでボール動かしながら得点にいけていたので、そこはよかったなと思います。でも、やはり他のところがよくなかったですね。
―失点シーンについて
練習からあのようなクロスの守備の対応というのは結構やっていましたが、それでもマークの確認が少し甘かったシーンが多かったので、前半から失点してもおかしくないなという感じではありました。
―今日の湯谷選手自身の動きについて
ボールにいつもの試合よりも関われなかったと思っていて、攻撃のスイッチに入るパスや決定的なパスというのが全然出せなくて、勝たせるようなプレーはできなかったのでそこは反省かなと思います。
―次節・明治大戦に向けて
次は明治ですごく強い相手ですが全然戦えるチームの雰囲気ではあると思うので、この敗戦を引きずらずに勝てるように練習から頑張っていきたいと思います。
(記事:吉田弥生、山口周起 写真:関拓斗、吉田弥生、国広直秀)
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