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春季リーグ開幕!エース不在の中、変わらない強さを見せ見事初戦勝利!ー関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対法大戦

2024年4月20日 国士舘大学多摩キャンパス

昨年インカレ三連覇を達成した中大ハンドボール部。新体制で挑んだ春季リーグ初戦は法大と対戦し、安定感のあるゲーム展開で31-25と勝利を収めた。キャプテン泉本心(法4)、エース伊禮颯雅(法3)が不在の中他メンバーが活躍し、次戦以降に弾みをつける試合となった。

▲集合する選手たち

法大先攻で試合はスタート。先制点を許したが、すぐに髙橋侑吾(文4)が左サイドからシュートを決め1点目を獲得。前半5分すぎ、「去年も(法大と)春リーグの初戦で当たって、出だしが(6点差をつけられ)悪かった相手だったので、出だしだけはしっかりしようとチームで話していた」と話した髙橋のシュートで逆転し、8分すぎにはGK風呂内海渡(文4)が相手のシュートを連続で止める好セーブで盛り上がりを見せる。その後永森悠透(法1)、近藤ダノベン優一郎(法3)、長谷川惣唯(法2)らが4連続で得点を決め流れは中大に。藤川淳(法2)、関口比呂(法1)ら下級生も得点を挙げる活躍を見せ、6点差をつけ 16-10で前半を終えた。

▲中大デビュー戦となった市原駿太(法1)

迎えた後半。開始40秒で永森がシュートを決め先制すると、続けて近藤、扇谷蓮(商4)らが得点し点差を広げ、後半も中大に流れがきたように思われた。しかし、相手の粘り強いディフェンスからの速攻で得点を許してしまい、さらに藤川が2分タイムアウトをとられてしまう。そんな中、相手2人のディフェンスを縫って佐々木崚人(法3)による鋭いシュートが決まり、流れを取り戻す。後半15分、再び佐々木がシュートを決め、ここで10点差をつける。その後は相手も追うように粘り強い攻撃を続け、互いに攻防を繰り広げ、31 - 25で試合終了。

「法大は個人プレーが多いというのが分かっていて、ミーティングで対策していたことをみんなが意識してできたのでよかった」(風呂内)、「ディフェンスが安定していたのでその分良い攻撃ができた」(髙橋)と今回の勝因を語った。


▲パスを回す藤川

キャプテンの泉本、エースの伊禮が不在となった今大会。髙橋は「2人がチームにいない中で、チーム全員で誰が出ても戦力が変わらないようにというのをモットーとして立てていたので、それを実現できてよかったと思います」と語り、不在を言い訳にしないプレーを見せた中大。今年も幸先良いスタートを切った中大のこれからの飛躍に目が離せない。

◆試合結果◆
〇中大31(16-10、15-15)25法大●

◆お知らせ◆
次戦は4月21日(日)に国士舘大学多摩キャンパスで行われる対東海大戦です。

(記事:片岡芹菜、山﨑あきこ、写真:山﨑あきこ)

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