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ミスが目立ち敗北、春リーグ全勝を果たせず─関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対日大

2023年4月30日 明治大学和泉キャンパス

春リーグ連勝中の中大ハンドボール部は日大と対戦。相手の粘り強いディフェンスとミスにより思い通りの試合ができず、接戦の末30ー31と日大に一歩及ばず敗北を期した。今試合、前半は積極的な攻撃で点差を着け、一点リードで折り返すもミスが目立ち、相手の流れにのみこまれて敗れてしまった。

▲爽快なシュートを決める泉本心(法3)

前半試合開始50秒で泉本心(法3)が爽快にシュートを決め中大が先制点を取得するも、相手の力強いディフェンスによって1点リードのまま試合は進んだ。その後伊禮雅太(法4)、瑞慶山充貴(文3)らが続けてシュートを決め2点差をつけたところで流れが来るかと思われた。しかし、ディフェンスがノーマークのなか速攻を決められなかったり、普段得点源である泉本や伊禮(雅)のシュートを相手キーパーにカットされてしまったために、思うように得点を獲得できない場面が目立った中大はなかなか点差を開くことがないまま13―12で前半終了。

▲力強いシュートをする瑞慶山

後半初得点を相手に許すも泉本をはじめ、伊禮も相手の固いガードを上手くかわしてゴールを決めていく。その後後半3分キーパーの好セーブから、中大も強いディフェンスを展開していき、蔦谷日向(法3)、上山陽平(総政4)が続けてゴールをきめて中大に流れがうまれ、1、2点リードしたまま試合は進んでいったが相手の積極的な攻撃もあって15分には同点に追いつかれてしまう。ここで中大はタイムをとり、監督からは「試合前も伝えたように、こういう展開になることは頭にいれておいて、そこをまた一本集中してやろう」という声掛けがあった。しかし、その後フリースローを決められなかったり、パスが上手くいかずカットされてしまったりと致命的なミスが続いてしまい後半20分、日大に逆転されてしまう。その後上山、高橋侑吾(文3)がゴールを決めてすぐに逆転するも、相手に何度も同点に追いつかれるという展開になる。中大は最後までめげずに高橋、泉本がゴールを決めつつ、キーパー野上遼真(総4)の好セーブもありながら、試合終了1分半前続けて相手に2点を決められ追いつくことが出来ず30-31で試合終了。

▲同点後のタイムで集合するメンバー

試合全体を通して監督は「ノーマークシュートを相手にあれだけ決められてしまって、中大もシュートを8、9本外してしまっているのでそれが敗因に響いてしまった」と述べた。またけがから回復した池間飛勇(文4)は「日大はディフェンスで個々の選手が強い印象があって、それに対する練習もしていたが上手く出来なかった」と今試合の反省点を述べた。最後の接戦について高橋選手は「勝つ気ではいたけれども、相手の流れだったり雰囲気に最後持っていかれた」と振り返った。リーグ戦も折り返し地点となり次戦は国士舘大と対戦する。池間選手は次戦へ向けて「ここで一戦落としているので落とさないようにチームで一から頑張っていきたい」と話した。また、新体制と次戦へ向けて「目標としては今年もリーグ全勝としていたが今回一敗目ということで次のゲームに活かしていきたい」(髙橋)と決意を表した。今期初敗北の経験を糧に中大が次戦からどんな試合を展開していくのか目が離せない。

◆試合結果◆
●中大30(17ー10、19ー17) 31日大〇

◆お知らせ◆

次戦は5月6日(土曜日)に日本大学アスレティックセンターで行われる対国士館戦です。

(記事:丸尾彩華、写真:山﨑あきこ)

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