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前週の悔しさバネに勝利を飾り、再発進─関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対筑波大戦

2025年 9月 13日 日本大学八幡山体育館

秋季リーグの折り返し地点、対するのは筑波大。前週の敗北から勢いを取り戻したい中大は前半から攻めの姿勢で流れをつかみ、圧倒的な強さで見事に勝利をつかみ取った。

▲シュートを放つ近藤ダノベン優一郎(法4)

 前半、開始から1分と経たずに藤川淳(法3)のシュートで中大が先制点をあげる。そこから相手に攻める隙を与えず、永森悠透(法2)、長谷川惣唯(法3)らの攻撃で一気に8点の差をつけた。その後も相手のミスを誘うことでボールを奪い、ゴールを狙うほどの攻めの姿勢に加え、石田龍ノ介(文2)がシュートを止める活躍を見せる。攻守ともに安定したプレーで中大が持つ強さを存分に発揮し、相手を寄せ付けずに24―11で前半を終えた。

▲サイドからシュートを打つ長谷川

後半、序盤は相手に連続得点を許す場面があるも流れは渡さず、伊禮颯雅(法4)、近藤らのシュートで、着実に得点を重ねていく。その後は1、2年生を中心としたチームで挑み、チーム全体の強さを見せた。城島光佑(法2)が2連続得点をあげる活躍を見せ、関口比呂(法2)、古澤宙大(法1)らが続いてゴールを決めるが、相手も譲らず差を縮めようと攻めてくる。しかし、小幡駿陽(法1)が7㍍スローを見事止めるなどの活 躍で堅固に守り、40―31と大きく差をつけ試合終了、勝利を飾った。

▲ゴールに喜びを見せる選手達

 

前週の悔しさを見事晴らした中大、秋季リーグ後半戦の勝利にも期待がかかる。

◆試合結果◆

○中大40(24-11、16-20)31筑波大●

◆コメント◆

【実方監督】

─試合を振り返って

先週の土日に変な試合をしてしまって、火曜日の練習前にがっつりミーティングをしてですね、先週は自分たちで自滅しちゃって、パスミスとか、ノーマークシュートを外して、ディフェンスで次々退場になっちゃって、ちょっと慢心がプレーに出ちゃって、それだけの問題で、中大は今日みたいなハンドボールができるので、自分たちのハンドボールをちゃんとやろうぜみたいな話をして。今日はスタートから気合満点で、すごかったよね。あのハンドボールが中大のハンドボールなので、選手1人1人が意識を持って、一生懸命やってくれたのが良かったかなっていう感じです。前半で13点差ぐらいつけて、あんな試合は中々無いので、筑波も弱いチームではないので。中大のメンバーが全員気合いを入れて戦うとああいうゲームができるのですごく良かったなと思います。後半は1、2年生で。1、2年生も頑張りました、良い経験だったかなと思います。大事なことは、明日もこういうゲームをやるのが大切なので。さっき試合が終わった後にみんなに言ったんだけど、今日の試合は中大にとって当たり前、これをもう1回明日、同じような試合ができるかどうかが大事だよっていう話をしたので、まあ、明日もやってくれるでしょう。これであと4試合、勝ち負けも大事なんだけど、やっぱり良いゲームをしてインカレに繋げていくってことをしないといけない。インカレが勝負なので。選手たちも分かってると思うので、今日こういうゲームをしてくれたと思います。

◆お知らせ◆
次戦は9月14日(日曜日)に日本大学八幡山体育館で行われる対早大戦です。

(記事、写真:今村志歩)

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