2025年11月2日 石川県いしかわ総合スポーツセンター
秋季リーグを終え、ついに迎えたインカレ。4連覇中の中大は、5連覇に向けて、石川の地で開幕を迎えた。初戦の相手は大同大。中大は序盤からリードを保ち、試合を有利に進める。中盤にミスが響き一時点差を詰められる場面もあったが、最後までリードを譲らず勝利し、2回戦進出を果たした。

▲サイドシュートをする長谷川惣唯(法3)
試合開始36秒、中大が長谷川のサイドシュートで先制。さらに長谷川7㍍スロー含む3連続得点。近藤ダノベン優一郎(法4)も続きサイド陣が躍動。さらに速攻も決まり、6-1とし、試合開始6分程で早々にタイムアウトを取らせる。その後中大はポストプレーを多様に使用し、得点を重ねる。さらに永森悠透(法2)の切り込んでいくシュートが光る。中島大智(文3)の速攻が決まった20分頃、再び大同大がタイムアウト。その後大同大が連続得点で流れを掴みそうなところを中大がタイムアウト。タイムアウト明け、長谷川の浮かせたサイドシュートで得点し大同大の流れを断ち切る。しかし大同大も粘り、一進一退の攻防に。21-15で前半終了。
▲リードを広げるシュートを決めた近藤
後半、大同大が得点を重ね、6点あったリードが3点差まで縮まる。しかし中大はどこからでも点が取れるハンドボールを体現し、得点を重ねる。さらに石田龍ノ介(文2)のナイスセーブも光り、31-23と前半終了時点からさらにリードを広げる。後半中盤からは主力を下げるも点差は変わらず、層の厚さを見せつける。最終的に39-30で見事初戦を突破した。

▲ハイタッチする中島と関口比呂(法2)
次戦はリーグ戦でも対戦した明大。秋季リーグでは引き分けで両者譲らない試合を見せ、苦戦を強いられた相手でもある。5連覇に向けて、越えなければならない山が早くもやってきた。インカレ5連覇の目標への期待と重圧を胸に、次戦に挑む。
▲得点を決め、ベンチを鼓舞する伊禮颯雅主将(法4)
◆試合結果◆
〇中大 39(21ー15、18ー15)30 大同大●
◆コメント◆
【近藤選手】
──今日の試合を振り返って
今日はインカレの初戦ということで、インカレの初戦は何があるかわからないっていうのが、毎年の中大なんですけど、今年のインカレの初戦は、結構良い流れで、次の試合に繋げられたかなと思います。
──インカレという舞台を迎えて
みんなすごい楽しくできてますし、僕自身も僕なりのプレーができているので、すごい良い状態で入れているかなと思います。
──チームの状況や雰囲気はどうですか。
やっぱり、うちのチームは、どっちかっていうと下級生が結構試合に出る場面が多いので、下級生が緊張することなく、自分たちのプレーがのびのびできているのが、良いなと思っていて。プレーでも、出てる上級生が、引っ張っていけているのが、良いところだなと思います。
──インカレ全体を通して、どのように戦いたいか。
明日と、明日勝てば明後日が、一番の山場になるので、まずは明日の山を乗り越えて、自分たちのチームに良い波を持っていけられれば、良いなと思います。そのまま、次の3試合目、4試合目も繋げて、トップまでいければ良いなと思います。
【長谷川選手】
─インカレ初戦、最初長谷川選手の3連続得点から始まりましたが試合振り返っていかがでしたか?
ディフェンスがしっかり機能できていたので、3点僕が先に点を入れて、0点で抑えられてたっていうのが良かったかなと思ってます。
─秋季リーグでは振るわなかったがそこからどうやって切り替えてインカレに向けて練習したか?
やっぱり5連覇がかかっていて、先輩方がしっかり繋いで来てくれたっていうことをみんな再認識して、秋リーグが終わってから、一生懸命練習に取り組みました。
─次戦は明大ですが秋季リーグ同点でした。次戦に向けて
インカレは何が起きるか分からないので、前半しっかりディフェンスで、相手の得点を守って、気を切らさずに、後半また得点を重ねて、離して、3回戦目に繋げていくような試合をしたいと思ってます。
◆お知らせ◆
次戦は11月3日(月曜日)にいしかわ総合スポーツセンターで行われる対明大戦です。
(記事、写真:佐伯真生、野村真)
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