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10点差をつけられ完敗し、リーグ戦を6位で終えるー関東学生水球リーグ戦対日大

6月16日 慶大日吉プール

6月8日、9日の慶大戦をどちらも勝利し、中大は5位決定戦に回った。相手はリーグ戦第1節でも戦った日大。その試合では中大が15-14で数年ぶりに日大から勝利を奪った。今回も「絶対に勝つ」(新井謙之介主将・文4)と意気込みは十分だった。


▲シュートを決める新井主将
第1ピリオド(以外P)は先に日大が2点を獲得。その後、新井主将と髙橋英佑(文2)がシュートを決め同点とするが、相手にペナルティスローやバックシュートなどを決められ、再び日大にリードを許す。残り約2分で後藤清吾(文2)が1点追加し、3-5で第2Pへ入った。

このPで中大は一気に勢いを失ってしまう。開始早々に髙橋が3つ目のファールを取られて退水。さらに日大に3点を追加されるが、中大は相手ゴール前の堅いディフェンスを崩すことができずわずか1得点にとどまり、4-10と6点差をつけられ前半戦は終了した。


▲後半にゴールキーパーを務めた浦野充規(文1)
点差を縮めたい後半戦だが、「前半の流れを自分たちに持ってくることが出来ず、それが後半に響いた」という新井主将の言葉通り、第3Pは終始相手に翻弄されてしまい得点ゼロ。日大は3点を追加して4-13とさらに点差を離された。


▲ゴールを狙う松本
諦めない中大は第4Pで新井主将、松本天斗(文3)がゴールを決めるが、相手も攻撃の手を緩めず6-17になり、差は依然として開いたまま。試合終了まであと40秒のところで新井主将が1点追加し、7-17で試合を終えた。この結果、中大はリーグ戦6位という結果になった。

10点差をつけられての完敗を喫したことについて、「この点差ほどの実力差はないと思っているけど、やはり中大の流れを掴めなかった」と山内コーチは振り返る。さらに田嶋郁望(文4)は「シュートミスが多かった」、新井主将は「ディフェンスがおろそかになり、気持ちで押されてしまった」とし、課題も多く見つかった。

6月末の日中戦で再び日大と試合を行う。短い期間で課題を克服し、次こそ勝利を掴みたい。
また、9月のインカレでは「ベスト4を目指す」と選手たちはそれぞれ上位進出への決意を口にした。

得点王ランキングに絡む活躍を見せた新井主将を筆頭に、中大がさらに進歩を遂げることを期待したい。

◆試合結果◆
●中大7-17日大◯
(3-5、1-5、0-3、3-4)

記事・写真=「中大スポーツ」新聞部