2026年8月22日 東京都・中央大学多摩キャンパス
約1ヵ月ぶりの試合となった第2戦。午前中から蒸し暑さに見舞われる中、中大は序盤から試合の主導権を握り続け、初戦に続き2桁得点で快勝した。
第1クオーター(以下Q)、最初のフェイスオフ(以下FO)を取り中大が主導権を握る。パスがつながり2回シュートを放つが、ここでは得点を決めることはできず攻守交代。ディフェンスでは杉江智忠(法4)、渡辺大雅主将(経4)がしぶとい守りを見せる。獨協大オフェンス陣を乱し西澤旭(経3)がボールを奪うと、山田淳矢(総4)がシュートを決め1点を先制する。
▲先制点を決めた山田
次のFOは激しい取り合いの末獲得できなかったが、すぐさま相手選手をコート端に追い詰め、中大の攻撃に移る。開始直後にアクシデントの選手に代わって途中出場していた横山翔洋(法3)が、左斜めから高めを狙いシュートを決める。その後も相手のゴールを防ぎ中大の攻撃になると、ゴール正面から香西隼人(経4)のシュートが決まり、3-0で第1Qを終える。
第2Q、序盤に1点を失い、次のFOを取られたところで中大がタイムアウトを取る。ここでチームの意識が変わったか、香西の連続ゴールで応援席からは大歓声が湧き起こる。その後も立て続けに2点を追加し、相手を圧倒した。終盤に1点を返されるも、7-2の5点差でゲームを折り返す。
前半で作った流れを生かしたい中大は、後半最初のFOを森山涼太郎(総3)が取ると、序盤から横田慈英(法4)、八幡颯一郎(国経3)を中心に積極的にゴールを狙う。しかしここでは決め切ることができず攻守が逆転。獨協大オフェンス陣にゴールとの距離を詰められるが、杉江と長谷川航大(商2)が相手にプレッシャーをかけシュートを外させる。淡路朋生(商3)の1on1の守りとゴーリー(以外G)酒井尊(経4)の足元をさばく好セーブでこのピンチを乗り切る。即座に攻撃態勢を整えた中大オフェンス陣は田中空(国経3)、浅岡祐輝(文2)がパスでつなぎ、香西がシュートを決めて8-2とした。
▲この試合6得点と大活躍の香西(左)と、香西の得点をよろこぶ森山
すると次のプレーで香西が驚異のスピードを発揮する。FOを取った森山からボールを受けると一気にゴールへ切り込み、わずか5秒ほどでシュート。香西のこの試合6得点目のシュートにベンチや観客からも喜びの声が上がった。9点目を入れて勢いに乗る中大は、さらに次のプレーでも八幡がゴール左手から相手のブロック3枚を突破し、倒れこみながらシュートを決めて10点目を獲得。粘り強い攻撃で獨協大を突き放し、8点差を付けて第3Qを終える。
最終第4Q、中大は田中がゴールに詰めて2度シュートを試みるなど、第3Qまでのペースを保ったまま攻撃を展開。外れたシュートを相手Gに拾われてポゼッションが獨協大に移るが、コート中央付近でこぼれたボールを八幡が逃さずに拾い上げ、そのまま独走してシュートを決める。中大に11点目が入り、点差は9点に。
直後、FOを獨協大に取られて広くパスを展開され1点を返されるが、タイムアウトを経て流れを取り返して中大の攻撃に形勢逆転。伊東俊介(経4)、水田裕貴(経2)、八幡とパスが渡り、再びボールを受けた水田がゴールの右斜め前からシュートして12点目を獲得する。応援席からも「最後もう1回盛り上げよう」と声が上がり、勢いそのまま次のプレーで浅岡が追加点を挙げる。その次のプレーでは獨協大に1点を許したものの、依然として9点の差を保っていた中大は強固なディフェンスでそれ以上の得点を与えずにゲームセット。13-4でリーグ戦2勝目を飾った。
▲チームとしての12点目を入れた水田
春の最強決定戦では得失点差に泣く順位となっただけに、今回の9点差での勝利はチームとしての成長を示す試合結果であった。この試合で6得点の活躍を見せた香西も「獨協大は早大や慶大でもロースコアの戦いをしているので、(中大が大量得点で勝利したことで)今後厳しい展開になった時でも得失点差で上回れる」と語るように、長期戦であるリーグ戦で結果を残すために順調な滑り出しとなった。次戦の相手は昨年度大学日本一を達成した早大。大一番であり全5試合の折り返しでもある早大戦は、獨協大戦で見せた中大のスピードある攻撃のペースにどこまで早大を引き込むことができるかが鍵になる。
◆試合結果◆
〇中大13-4獨協大●
◆コメント◆
香西隼人
──今日の試合を振り返って
「得点としては6点決めることができたっていうのと、相手が結構特殊な攻め方で、結構相手のオフェンス時間が長い時にオフェンスが先に得点取って、ディフェンスを安心させなきゃいけない時に、自分含め下級生もいろんな人が全員得点してくれたので、すごい素直にうれしい気持ちです」
──前回の試合から1ヵ月空いたがその間での取り組みや準備
「2週間前ぐらいに夏合宿が5泊6日であったりとか、全員気合入れて坊主にしたりとか、そういったところで今までやってきた1ヵ月間のものが素直に出てうれしいです」
──春季リーグ戦では得失点差が順位に影響することがあったが、今日の大量得点での勝利について
「獨協大には早大とか慶大でも結構ロースコアの戦いで、自分たちもロースコアで勝つっていうところを気を付けていたんですけど、そういったところで今回大量得点で勝てたというところは今後の厳しい展開になった時でも得失点差で上回れるところはとても良いなと思います」
──仲間のベストプレーを挙げるとすれば
「水田くんと浅岡くんなんですけど、2人は2年生なんですけど初得点っていうところで自分も2年生でリーグ戦には少し出てたんですけど、やっぱり2年生(の頃)得点できなかったので、そういったところで得点してくれたってところは本当にオフェンスの底力を感じられてうれしいです」
──次戦に向けての意気込み
「次が大一番の早大戦なのでそういうところでも自分が点を取って勝ち切れるような圧倒的なプレイヤーになりたいなと思います」
◆お知らせ◆
次戦は9月5日(土)に大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場 メインピッチで行われる対早大戦です。
(記事、写真:比留間柚香、平井琉偉)
公式X(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)




