2026年9月5日 慶應義塾大学 日吉記念館
春季リーグ戦、東日本インカレ共に準優勝とあと一歩優勝に届かなかった中大バレーボール部。常に頂点を見据え挑んできた彼らは今日、初戦を迎えた。相手は春、2部リーグ優勝を果たし1部に昇格した専大。中大は相手の粘り強い守備に苦戦し第1セット、第2セットと連続で落としたものの交代が良い流れをつくり、フルセットの末、見事な逆転劇を見せた。
スターティングメンバー
#2 MB 伊藤蒼眞(総4)
#4 OH 笹本穏(総4)
#5 OH 舛本颯真(総4)
#6 S 藤井千丸(経4)
#13 OP 尾藤大輝(経3)
#17 MB 神﨑優(総2)
#1 L 土井柊汰(文4)
#21 L 栗原陽(文2)
大勢の観客が見守る中第1セットが幕を開けた。尾藤や神﨑のスパイクで得点を重ね、さらに伊藤のフェイントや笹本の押し込みでリードを保つ。相手のサーブミスも幾度か誘ったものの終盤に3点連取され逆転を許した。18ー19から25ー25まで両者一歩もリードを譲らずデュースにもつれ込む。尾藤のスパイクが炸裂し27ー28まで持ってきたが激闘の末連続得点を奪ったのは専大。27ー29で第1セットを落とした。

▲スパイクを打つ尾藤
流れを変えたい第2セットは、相手に先制点を許し序盤から点差を離されてしまう。笹本のブロックやスパイクで得点をつないだが、徐々に相手の堅い守りに阻まれ苦しい展開となる。一時は追いついたものの終盤は完全に相手にペースを持っていかれ22ー25と第2セットを取り切れなかった。

▲ガッツポーズを見せる笹本
2セット連取され後がない第3セット。中大は2セット目の途中から入ったセッターの中村悠暉(総2)を中心に攻撃を組み立てる。土井のレシーブから尾藤、神﨑、舛本のスパイクが決まりいきなり3点を連取する。その後は点を取り合う展開が続くが、中盤に秋本悠月(総3)、尾藤、神﨑の攻撃で5点を連取し点差を広げると、中村悠がツーアタックを決めるなどさらに波に乗り、第3セットは25ー17で取り返した。


▲流れを呼び寄せた中村悠(上)、秋本
必ず取りたい第4セット、舛本のサービスから始まると一進一退の攻防が続く。神﨑のブロックとスパイクが連続で決まり3点差をつけたが、その後4点を連取されて試合をひっくり返されてしまう。拮抗した攻防が再び続き、15ー14と1点差に詰め寄るが、そこから6点の連取を許してしまい、一気に点差を広げられてしまう。徐々に点差を縮めながらも相手を捕まえきれず後がない中大は22ー20から尾藤が覚醒する。連続でスパイクを決め1点差に詰めると、相手にマッチポイントを握られた状況で足元をスリップさせながらもスパイクを打ち切り同点に追いついてデュースに突入。この得点で得たサービスを尾藤が2本連続で決め26ー24でこのセットをとり、勝負は最終セットへと突入した。
相手のサーブミスから始まった最終セット。尾藤のダイレクトアタックが決まりチーム全体が勢いづく。その後追いかける展開となったが本日誕生日を迎えた坂本アンディ世凪(総3)の強烈なサービスエースで10ー10と追いつくと会場の盛り上がりは最高潮に。笹本の連続得点や舛本のスパイクで得点を重ね、15ー13でフルセットを制した。

▲声をかけあう選手たち
主将の土井は「1セット目2セット目は相手有利で進んでいたが、途中出場の中村、坂本、秋本がいいパフォーマンスをしてくれた」と勝因を語った。

▲日本代表キャプテンを務めた土井
次戦は法大戦。激戦を繰り広げた中大がどのような試合を見せるのか楽しみだ。
◆試合結果◆
〇中大3(27ー29、22ー25、25ー17、26ー24、15ー13)2専大●
◆お知らせ◆
次戦は9月6日(日曜日)に慶應義塾大学日吉記念館で行われる対法大戦です。
(記事・写真:森本咲羽、鈴木朔太郎)
公式X(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)




