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昨年ベスト8の西の強豪を終始圧倒!21年ぶりのベスト4を懸け、いざ東海大とのリベンジマッチへ!ー第74回全日本大学バスケットボール選手権大会2回戦 対京産大

2022年12月8日 大田区総合体育館

ついに日本一を懸けた中大の挑戦が幕を開けた。インカレシード権を得た中大は決勝トーナメント2回戦から登場。相手は昨年インカレベスト8に輝いた西の強豪京産大。Bリーグで特別指定選手としてプレーした経験もあるエース#9宇都宮をいかに封じ込めるかが勝負のあやとなる。

スターター

#0樋口蒼生(文3)、#2内尾聡理(商3)、#21渡部琉(商4)、#42山崎紀人 (商1)、#47 吉田崇紘(法4)

開始直後は均衡した状態が続くもエース#21渡部の3点シュートを皮切りに中大がペースを握り始める。特に光ったのは中大の持ち味「堅守」である。「試合の入りを間違わないようにプレーした」という#0樋口の言葉通り集中力の高いディフェンスで相手に得点を許さない。オフェンスでも序盤こそ攻めあぐねていたものの、中盤以降スティールからの速攻を中心に順調に得点を重ね12点リードで第1Q(クオーター)を終える。

▲序盤、ガードとして見事なゲームメイクを果たした#0樋口

第2Qも序盤は相手にペースを握られ、一時は6点差まで詰められる。しかし、この流れを断ち切ったのがケガから復帰した#13小川翔也(法2)だ。「全く緊張はなかった」と約3か月ぶりの公式戦とは思えないほどの立ち回りを見せ、タイムアウト直後に3点シュートを沈める。その後も昨年のインカレで大活躍を見せた#60蒔苗勇人(商3)も立て続けに3点シュートを決め、点差を広げていく。前半終了で41ー23と大量リードで後半へ。

▲試合後、今日の出来について「満足」と笑顔ながら語った#13小川

後半に入っても中大の勢いは止まらない。フリースローなどを着実に沈め、第3Q終盤には中大が誇る二大点取り屋#21渡部、#60蒔苗が連続で3点シュートを沈め、57ー34とさらに点差を広げる。最終Qでも立ち上がりにプロを彷彿させるかのような抜群のパス回しからの#60蒔苗の3点シュート、さらに四年生の田中裕也(商4)の3点シュートも炸裂し、大盛り上がり。終始相手を圧倒し、最終的には74ー47と大勝で2年連続でベスト8へ駒を進めた。

▲序盤、リングに嫌われる時間が続いたが、終盤になるにつれ決定力が光った#60蒔苗

次なる相手は昨年惜しくも同じ準々決勝の場で敗れた東海大。「明日は今までで一番大事な試合。絶対勝つ」(#0樋口)、「去年の四年生の思いも背負ってリベンジする」(#13小川)。選手たちも覚悟は十分だ。2001年以来21年ぶりのベスト4のため、そして昨年のリベンジのためー。いざ決戦の地へと足を踏み入れる。悔し涙はもう流さない。

◆試合結果◆

○中大74(19―7、22―16、16―11、17ー13)47京産大●

 ◆お知らせ◆

明日の東海大戦は国立代々木競技場第二体育館にて14時試合開始です。有観客となっております。またバスケットLIVE、UNIVAS PLUS、J SPORTSオンデマンドで生中継されます。選手たちへ熱いエールを送りましょう!

(記事:江渕光太、写真:江渕光太、二村沙羅)