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4年生が活躍し、インカレ初戦を勝利で飾るー日本学生氷上選手権ファーストディビジョン 対札幌大

2022年12月20日 東大和スケートセンター

今チームで戦う最後の大会が幕を開けた。初戦の相手は札幌大。相手の強力な守備になかなか点が入らず苦しむ場面が続き、リンクのトラブルで試合が中断するなど「想定しない試合」(八戸監督)となった。それでもチャンスをものにし6ー1の勝利でインカレのスタートを切った。


▲試合終了後に讃えあう選手たち

〈第1ピリオド〉
円陣を組んで気合いを入れてスタートした第1ピリオド。序盤から何度もチャンスを演出するも、なかなか点が決まらないもどかしい時間が続く。そんな流れを変えたのは8分14秒、鈴木翔(経4)の先制点だった。中田悠斗(総4)のアシストから点を決め、チームに勢いをつけた。約4分後、角丸陸斗(国経1)、権平悠人主将(総4)とつなげたパックを大坊晃己(総3)が力強くゴールに押し込み2点目。終了間近にも大坊がゴールを決め、さらにその約1分後に佐藤尚輝(法3)が4点目を決めた。相手に一度もシュートを許さず4ー0で第1ピリオドを終えた。


▲ゴールを守る阿部隼士(経4)と4点目を決めた佐藤

〈第2ピリオド〉
追加点がほしい第2ピリオドはリンクのトラブルでの中断があり、想定外のスタートとなった。「こんなに引いて守ってくる相手とはやったことがない」(八戸監督)と相手の固い守備に阻まれ、なかなか試合が動かない。それでも相手大の反則で人数が1人多いパワープレーとなったチャンスをものにし、藤間航哉(経1)がパックをゴールに押し込んで5点目。終了間近に相手に1点を取られたものの、5ー1で第2ピリオドを終えた。


▲ゴールを決めた藤間

〈第3ピリオド〉
第3ピリオドも中大が攻撃を仕掛ける形で試合が進んでいく。何度もシュートを打つも、キーパーに阻まれ、好セーブに札幌大のベンチから歓声があがる展開に。それでもフォアード陣が活躍し、試合終了間近の19分31秒に下坪久晃(商1)が自身初ゴールを決め、6ー1で試合終了。

▲初ゴールの下坪

総シュート数は81ー9と相手に9本しかシュートを許さない攻撃主体の試合となり、八戸監督は「最後の大会だしまずは勝ててよかった」と振り返った。「4年目で今日初出場の選手がいたり、その選手をなんとか出してあげたいというみんなの想いだとか、出ている最中もみんなで一生懸命盛り上げてやろうとしていた」(八戸監督)とチームの団結力を見せた初戦となった。

◆試合結果◆
〇中大6(4-0、1-1、1-0)1札幌大●

(記事、写真:大川穂乃佳)

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