開幕まであと5日に迫ったアイスホッケー秋季リーグ戦。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で春季リーグ戦の中止やステイホームを余儀なくされ、一時は合同練習や施設でのトレーニングさえままならない状況に追い込まれた。そして遂に、10月18日(日)感染防止対策を徹底した上で秋季リーグ戦の幕が上がる! そこで今回は、6回にわたり注目の選手にコロナ禍の向き合い方や試合への意気込みについて語ってもらった。第2回は成長度合いが著しい大坊晃己(総1)。
※この取材は10月3日に電話にて行われたものです
――大学入学当初から試合が中止になりましたが、その時の率直な気持ちを教えてください
「試合がなくなったことに関してはあまり思わなかったんですけど、自分はずっと中大で試合に出たいなって思っていたので、今なくなったことを考えると、ちょっと残念だったと思います」
――自粛期間中はどのようにトレーニングをしていましたか
「実家の八戸にいたんですけど、あまり氷上練習に乗れなかったので、ウェイトをずっとやっていました」
――どこか重点的にトレーニングをしていたのですか
「自分はサイズが大きいので『フィジカルを鍛えろ』ってずっと言われていたので、ウェイトをしてました。ホッケーだとハンドリングが苦手なので、リンクに乗れなかったんですけど家にハンドリングできるような板を買って練習していました。チームで活動しているときよりも自分が苦手なところをとことん練習できたと思います」
――どのようにリフレッシュをしていましたか
「ゴルフの打ちっぱなしに行って、気持ちをリフレッシュしていました」
――中大に入学して「中大らしい」と感じるところは何かありますか
「先輩と後輩の仲がすごくいいなと思います」
――チームの中でライバル視する選手はいますか
「ライバル視をするよりも、スキルが高い先輩方が多いので、見習うというか、吸収できたらいいなっていう感じです」
――秋リーグへの意気込みをお願いします
「一年生らしくアグレッシブにプレーして、自分はF.W.なので得点に絡められるように積極的にプレーしたいと思います」
〈大坊晃己・プロフィール〉
生年月日:2002年2月4日
出身地:青森県
自分の強み:サイズとパス
生まれ変わったら:どのカテゴリーでも活躍できるようなアイスホッケー選手
写真:本人提供 記事:「中大スポーツ」新聞部