10月25日 ダイドードリンコアイスアリーナ
秋季リーグ2戦目は大東文化大との対戦。慶大と対戦し3-2の接戦となった先週の「試合の反省を踏まえて」(徳光陸主将・文4)臨んだ。中大は石毛力(商4)がハットトリックを達成するなど4年生を中心に得点し、12-1で試合終了。チームを率いる徳光主将は「いい方向に向かっている」と今回の試合を振り返った。
▲得点に喜ぶ選手たち
〈第1ピリオド〉
最初にゴールを割ったのは小川翔太(総4)。小川はディフェンディングゾーンからゴール付近までパックを運ぶと、そのままシュート。試合開始からわずか39秒で先制点を決めた。その後立て続けに中大はペナルティを取られ、3人対5人の数的不利な状況に。しかし、守備を徹底しピンチを逃げ切った。第1ピリオド中盤。先週の試合で得点を決めた3年生トリオの矢島翔吾(総3)、渡邊大(文3)、小原匠麿(総3)の連携プレーで最後は小原がゴールに押し込み2得点目をあげた。第1ピリオド残り約3分半。嶋貫一真(法3)は相手のパスを奪うと俊足を活かして追ってくる相手を寄せ付けずにゴール付近までパックを運び、石毛にパス。石毛は鋭くシュートし中大3得点目をあげた。その16秒後にまたもや石毛が得点をし、4-0で第2ピリオドにつなげた。
▲2得点を決めた渡邊
〈第2ピリオド〉
第2ピリオド最初のゴールを決めたのは鶴谷佳樹(商4)。しかしこの得点直後、遂に失点を許してしまう。流れを再び中大に持っていきたいところ。「立て続けに4年生が点数を決めてくれたおかげでリズムが作れた」(渡邊)と、矢島がシュートしたパックを渡邊が確実にゴールに押し込み中大5得点目をあげた。ペナルティを取られ、3人対5人のもどかしい時間が続くも、叶多洸大(経4)が1点を返し、7-1で第2ピリオドは終了した。
〈第3ピリオド〉
第3ピリオドは中大の完全な独擅場となった。まずゴールを割ったのは宮本明朗(総4)。その直後にはハットトリックを達成した石毛。そして、権平優斗(総2)、渡邊、荒木翔伍(法2)の怒涛の3連続得点をし、最終スコア12-1で秋季リーグ2戦目を終えた。
▲ハットトリックを達成した石毛のゴールシーン(右)
第2ピリオドこそ「少し流れが悪いところがあった」(八戸了監督)ものの、「自分たちのプレーを維持できた」(八戸監督)ことにより大差での勝利を収めた中大。次戦は昨年インカレ準優勝の法政大との対戦。正念場となる法政大戦でも「1点1点気を引き締めて着実にとる」(石毛)ことはできるのか。
◆大会結果
○中大12(4-0,3-1,5-0)1大東文化大●
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部