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山本聖蓮「スタートの勢いそのまま」男子50平で準優勝―国際大会代表選手選考会・6日目

2024年3月22日 東京アクアティクスセンター

6日目は選考会で唯一、池本凪沙(法3)井本一輝(法4)のいずれも泳がない日となった。この日行われたレースでは、予選で50㍍自由形・平泳ぎに中大選手が出場。山本聖蓮(法3)が50㍍平泳ぎで決勝に進出し、準優勝の成績を収めた。

 

男子50㍍自由形予選

3組で出場した蓮沼椋祐 (経1)。スタートは若干後方につけるも、その後追い上げを見せ前に出ると、23秒13の2位でフィニッシュした。全体順位は30位。
5組で泳いだ小山陽翔(法2)は、中盤まで横並びのレースを展開すると、ラストで首位に立ちそのままゴール。23秒01の全体18位となった。
6組の田中厚吉(法3)は接戦のレースの中で組4位の23秒07でゴール。全体では23位。

▲スタートで飛び込む蓮沼

 

男子50㍍平泳ぎ予選

1組目に登場した谷藤大斗(法2)はスタートは出遅れたものの、中盤以降は細かいストロークで追い上げて28秒57の組2着でフィニッシュ。全体では39位で決勝進出を逃した。
5組目の山本は、昨年12月に行われたジャパンオープンでも決勝に進出した実力者。序盤から先頭争いを繰り広げ、終盤もダイナミックな泳ぎで順位をキープし27秒70の3着、全体6位で予選を突破した。

▲決勝進出を決めた山本

 

予選結果一覧

名前種目タイム結果
蓮沼椋祐 (経1)男子50㍍自由形23秒1333位
小山陽翔(法2)23秒0118位
田中厚吉(法3)23秒0723位
谷藤大斗(法2)男子50㍍平泳ぎ28秒5739位
山本聖蓮(法3)27秒706位(決勝進出)

 

男子50㍍平泳ぎ決勝

迎えた決勝。スタートは1番の反応で飛び出した山本は、中盤以降も勢い衰えることなく伸びのある泳ぎを見せた。最終的に2レーン泳ぐ渡辺隼斗(自衛隊)に先行を許すも、27秒68の2位でフィニッシュした。なお非五輪種目のため派遣記録は設定されていない。

 

山本聖蓮(法3)インタビュー

―レース振り返って
50㍍はスタートの勢いをそのままなくさずに、タッチまで行くことができました

―レース迎えるにあたっての調整は
メインは100㍍だったので、50㍍はレース終わってから最後スピードを確認して、飛び込みとかを練習しました

―中大最後の年に向けて
自己ベストだと学生の中では1番なので、しっかりと最後ラストイヤーを100㍍の平泳ぎで優勝できるように頑張りたいと思います

 

▲レース後、高田大志(JSS)と握手を交わす山本

 

(記事・写真:桑沢拓徒、日向野芯)