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日大市川の前に4安打完封負け…西舘「自分のせい」ー東都大学野球春季リーグ戦 対日大1回戦

2023年5月18日 明治神宮球場
チーム 123 456 789 =RHE中 大 000 000 000 =040日 大 100 002 00× =370[中]西舘、山口、三奈木ー綱川[日]市川ー友田[本]なし◆スタメン◆1[三]繁永  晟(商2=大阪桐蔭)2[二]中前 祐也(法4=浦和学院)3[左]櫻井 亨佑(商3=習志野)4[右]髙橋 隆慶(文4=明秀日立)5[中]皆川 岳飛(経2=前橋育英)6[一]石井  巧(文4=作新学院)7[指]佐藤  豪(経2=藤代)8[捕]綱川真之佑(経2=健大高崎)9[遊]山本  聖(文3=鹿屋中央)P   西舘 勇陽(法4=花巻東)先週降雨により中止となっていた日大1回戦が行われた。青学大のリーグ優勝により1位の可能性は無くなったものの、勝ち点獲得のためには依然として気の抜けない試合が続く中大だったが、相手先発の市川の前に3安打完封負けを喫した。試合はすぐに動いた。1回裏、先発の西舘は先頭打者の菊地弘(日大)にいきなり中安打を浴びると、2死三塁から四番の花﨑(日大)に初球のストレートを右翼に運ばれる適時打を打たれ、わずか6球で先制を許してしまう。すぐに追いつきたい中大は、2回表、一死から皆川が左安打で出塁し盗塁を決めスコアリングポジションに走者を置くも、後が続かず同点のチャンスを逃す。

▲中大のエース西舘。次回の登板に期待したい

粘りの投球を続ける西舘を援護したい打線だったが、安定したピッチングの市川(日大)の前に点を返すどころか出塁すら許してもらえない展開が続く。6回裏、先頭打者の千田(日大)に安打を許すと、1死二塁から再び四番の花﨑(日大)に右中間に適時二塁打を打たれ追加点を献上。さらに四球や安打が重なり、この回2点を失う。

▲公式戦初安打を放った坪井

最終回、一矢報いたい中大は代打攻勢を仕掛ける。2死から中前の代打で登場した坪井洸之介(文2=創志学園)の公式戦初安打や櫻井の右安打でチャンスを広げ、中大の四番・髙橋に繋げる。しかし三ゴロに倒れ完封負け、手痛い敗戦となった。試合後、清水監督は「スピード以上に(ボールが)きていた。高めに抜けたボールを打てなかったし、低めのフォークに手を出してしまった結果、フライとか三振が多くなってしまった」と語った。西舘は「(失点は)自分のせい」と悔しさを滲ませた一方で、「指のかかりは感覚として悪くはなかった。後はキャッチャーと話し合いたい」と次を見据えていた。今日の敗戦によって勝ち点獲得のためには後がなくなった中大だが、まだまだ厳しい戦いが続くことが予想される。明日の日大戦に勝ち、2カード連続の勝ち点0は避けたいところだ。中大野球部の奮起に期待したい。

◆試合結果◆
●中大0 - 3日大○

◆お知らせ◆
次戦は5月19日(金曜日)に明治神宮球場で行われる対日大2回戦です。

(記事:山里莉子、写真:髙梨晃世、中島遥)

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