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澤野が大会新で2種目制し優秀選手に選出 新体制初の学校対抗戦でメダルラッシュ―競泳カンカレ短水路

2024年12月21、22日 東京アクアティクスセンター

 競泳の関東学生選手権(カンカレ)短水路の第2回大会は22日に閉幕し、中大は男子が335点で3位、女子が147点の7位となり、総合順位は548点の5位となった。

 個人では200m個人メドレーと自由形で澤野莉子(文2)が大会新記録で優勝し、個人メドレーと自由形で女子の優秀選手に選出された。

 ほかにも新体制となり初の学校対抗戦となった今大会では、チームの熱い応援を受け力泳する選手が見られ、中大勢はリレー2種目を含む計15個のメダルを獲得した。

▲表彰台で笑顔を見せる澤野

澤野が200自、2個メを大会新で優勝

 澤野は200m自由形予選から大会新記録の1分57秒98の全体1位で決勝進出。決勝は大会記録更新とともに自己ベストの1分56秒91で優勝した。同種目は弘中花音(文1)も3位となった。

 200m個人メドレーも予選を大会新記録の2分11秒28でトップ通過。決勝でも再び大会記録を更新し、予選から約1秒タイムを上げる2分10秒26で優勝して今大会2冠を果たした。同種目は男子の福田乃斗(商1)も自己ベストで3位。

▲200m個人メドレー決勝で自由形を泳ぐ澤野

混合リレー2種目で表彰台

 このほか100mバタフライは長谷川葉月(文2)が準優勝。また100m平泳ぎは楠田夢乃(文1)、100m自由形は光永翔音(商1)、200m背泳ぎは廣橋諒人(総3)と弘中、100m個人メドレーは尾関啓太(総1)がそれぞれ3位入賞を果たした。

 リレーは混合4×50mメドレーリレーとフリーリレーが行われ、メドレーリレーは中大(三光哲平=法3、谷藤大斗=法3、長谷川、澤野)が準優勝した。フリーリレーは中大(東方琉河=総1、小山陽翔=法3、長谷川、澤野)が3位となった。

▲混合4×50mメドレーリレーで準優勝し、表彰台で胸を張る(左から)三光、谷藤、長谷川、澤野

スキンレースで3人が銅メダル

 今大会では50m種目の決勝に「スキンレース」が採用された。これは決勝レースを計3ラウンドに分け、第1ラウンドは上位4人、第2ラウンドは上位2人を除き下位選手が脱落していき、最終第3ラウンドでは2人の一騎打ちで順位を決めるノックアウト方式のレース。

 中大から最終ラウンドに進んだ選手はいなかったものの、バタフライで光永と長谷川、平泳ぎで楠田が第2ラウンドを泳ぎ、その結果3位となった。

▲女子50m平泳ぎスキンレースで第2ラウンドに備える楠田(右)とマネジャーの羽生にいなさん(商1)

(記事:桑沢拓徒、写真:桑沢拓徒、齊藤さくら、渋谷海翔)