2021年10月3日 Bコート(会場非公開)
スタメン
3WS鍬田憲伸(法4)
2MB佐々木潤(総4)
8WS佐藤篤裕(法3)
11WS藤原直也(経2)
19MB山根大幸(商1)
4S伊藤洸貴(経4)
16Li 山本涼(経2)
前日、初戦をストレート勝利で飾った中大は、明大と対戦した。明大のクイック攻撃に押され、第3セットを奪われてしまったものの、4セット目で立て直し、開幕2勝目を挙げた。
確実にとりたい1セット目。1点目から佐々木潤(総4)のクイックが決まり、流れを掴んだ中大。中盤の連続得点で、相手を大きく突き放し、後半の明治の追随を振り切った。特に印象的だったのは、佐藤篤裕(法3)のスパイク決定率だ。佐藤は「自分はトスが上がってきたら全部決めるという気持ちでプレーしています」と自身の活躍を振り返った。チームの雰囲気も良く、山根大幸(商1)は「先輩たちがやりやすい環境を作ってくださったので、自分は楽しく自分のプレーをするだけで、プレッシャーは感じませんでした。」と語る。中大の流れが2セット目も続き、セット連取に成功する。
▲試合後の佐藤
ストレート勝ちが懸かった第3セット。序盤に3連続得点を決めるなど順調な滑り出しを見せる。しかし「中盤でミドル攻撃を決められて雰囲気が落ちた」(山岸主将)と述べたように、明大の速攻が決まり始め、何度も連続点を許してしまう。ペースを取り戻す事ができず、第2セットを譲る結果となった。
立て直したい第4セット。ベンチからもメンバーを鼓舞する声を上げて、チーム全体で勝利を目指した。鍬田と山本涼(経2)を中心にチームを立て直し、25―19で4セット目を取り返して試合終了。山岸主将は「クイックパイプをもっと効果的に使うために、レセプションの集中力を高めていきたい。」と次戦以降への課題を述べた。開幕2勝目を挙げた中大バレー部の快進撃から目が離せない。
▲円陣を組む選手たち
◆試合結果◆
◯中大3(26―24、26―24、22―25、25―19)1明大●
記事:小野澤美優
写真:中央大学バレーボール部