2023年5月7日 東海大学湘南校舎総合体育館
スタメン(サーブローテンション順)
10 OH 柿崎晃(商3)
16 OH 梅本春之助(総2)
8 MB 山﨑真裕(総3)
2 OH 藤原直也(経4)
7 MB 澤田晶(総3)
11 S 村上連(経3)
1 L 山本涼(経4)
26 L 土井柊汰(文1)
ここまで6試合を終え3勝3敗と流れに乗り切れない中大バレーボール部。「チームとしてバレーを楽しむことを意識した」(藤原)と気持ちを切り替えて臨む。相手にリードを許しても食らい付きフルセットの末勝利した。
▲円陣を組む選手たち
相手は、昨季10位の専大。第1セットの始め、相手に常にリードを許す展開。中大も梅本のサーブやスパイクから連続ポイントし食らい付く。デュースに持ち込むと互いに一歩も譲らず29―29に。果敢に攻めるも最後は藤原がブロックに捕まり29―31で中大は第1セットを落とす。
▲スパイクを決めた梅本(右)、山本(左)
しかし、第2セット以降は中大が勢いを持ち直し、序盤から試合をリード。梅本や藤原のスパイクが炸裂すると山崎、山根大幸(商3)らも得点を重ねる。たくさんの選手が絡み、幅広いパターンで攻撃。後半やや差を詰められたが最後は藤原のバックアタックで25―22、第2セットを取った。
その勢いは第3セットでも衰えることなく、積極的な攻撃で点数を重ね、リードをしたままセット後半へ。しかし、サーブミスが続き相手を突き放し切れない。梅本のスパイクで26―25とするが1点が遠く、長いラリーから失点。このセットで初めてリード許し、逆に追いかける展開になると、第3セットを失った。
▲サーブを決めて喜びを爆発させる舛本颯真(総1)
後がない第4セット。山崎が連続でブロックポイントを奪うなど中大は4連続得点。勢いそのままに得点を重ねる。セット終盤では舛本がサーバーで登場。追い上げてきた相手をサービスエースで突き放す。迎えたセットポイント。山本が相手の強烈なスパイクをギリギリで上げると藤原がスパイクを叩き込む。「4年としてチームを勝たせないといけないと昨日のことを切り替えて、(試合に)挑むことができた」(藤原)と調子を取り戻し、大事な場面で得点を量産した。
▲ブロックする坪谷(左)、山根(右)
迎えた第5セット。途中出場の坪谷悠翔(文2)が大活躍。サービスエースを含め4連続ポイントしリードを広げる。最後またも藤原がスパイクを決め15―11で第5セットをものにし、フルセットの激闘を制した。
連敗を止め、激闘を制した中大。春季リーグも残るは早大、筑波大など強敵ぞろいだ。「強いチーム相手に今日のような全員バレーっていうのをしっかりやって勝ち切れるように頑張っていきたいなと思います」(藤原)
◆試合結果◆
○中大3(29-31、25-22、28-30、25-20、15-11)2専大●
(記事:関拓斗 写真:琴寄永里伽)
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