強さを見せストレート勝ち。初戦を突破する。ー第42回東日本バレーボール大学選手権大会対山梨学大

2023年６月21日　会場・非公開

スタメン（サーブローテーション順）

10 OH　柿崎晃(商３)

７ MB　澤田晶（総３）

16 OH　梅本春之助（総２）

２ OH　藤原直也（経４）

９ MB　山根大幸(商３)

11 S　村上連（経３）

１ L　山本涼（経４）

26 L　土井柊汰（文１）

春リーグを終え、久しぶりの公式戦に臨む中大。「早稲田には結果的には勝ったんですけど、シーズン通しては６位という結果で上位４チームには残ってないので、まず東日本でしっかり勝ち切るというのを目標にやっていきたい」(藤原)と意気込んで臨む初戦の相手は山梨学大。序盤競り合う場面も見られたが強さを見せ、相手に１セットも許さずストレート勝ちでこの試合を終えた。

▲ブロックにいく柿崎(左) 澤田(右)

第１セット、「初戦ということもありみんな硬さがあった」（藤原）と序盤はミスもあり、４点差となる。その中でも、山梨学院大の流れを作らせまいと意地を見せ、藤原や柿崎らを筆頭に点を重ねる。徐々にリードすると梅本のスパイクも決まり始め、終盤に得点を量産。25ー15で第１セットを制する。

▲サーブを打つ藤原

続く第２セット、勢いそのままに試合を進めたい中大だが両者譲らぬ展開を見せる。19ー18の場面、相手のサーブミスで先行すると藤原の強烈なスパイクや梅本のサービスエースで３連続ポイント。逆に相手は反則をとられポイントを失う。終盤、集中を切らさずに接戦をものにし、25ー21で第２セットを終える。

２セットを先取し迎えた第３セット。選手を大幅に入れ替え、サーブローテーション順で舛本颯真（総１）、新條莉希（経４）、澤田、山﨑真裕（総３）、坪谷悠翔（文２）、久冨鴻三（総２）がスタメンに入る。「１・２セット目はリリーフサーブで出ることがあったんですけど、そこでミスをしてしまって、３セット目は切り替えて試合をすることができたので良かった」(舛本)とレフトに入った舛本が躍動する。ほとんどの時間を相手にリードされる中食らい付き続け、舛本や坪谷らが得点する。「いつもベンチで盛り上げてくれているBチームの人たちがコート内に立っていたのでいつもやってくれていることをやってチーム一丸となって戦っていこうという話をしていた」と得点を取ればベンチからも試合を盛り上げ、次第に流れをつかむと24ー24とデュースに持ち込む。坪谷のサービスエースで一歩前に出ると最後は舛本の強烈なスパイクで得点し試合を決めた。