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【海外派遣選手コメント】舛本(Siena派遣)・土井(San Dona派遣)・坂本(Verona派遣) ─バレーボール部海外派遣に関する記者会見

2024年12月20日 中央大学・駿河台キャンパス

イタリアへの海外派遣が決定した3選手が海外派遣に関する記者会見に出席した。

舛本颯真(総2)

─挨拶

「Ciao a tutti!この度Sienaに派遣することが決まりました舛本颯真です。自分は海外に行くことがまず初めてなので不安のほうが大きいですが、いろんな選手や人とコミュニケーションをとって、友達を50人作って帰ってきます」

─パリ五輪を見て思ったこと、そしてそれを踏まえて、イタリアでどのように過ごしたいか

「今日本代表で活躍されている石川(祐希=平30年卒)選手だったり、プレー面では気迫などを見させてもらって、やっぱり自分もこういう選手にならないといけないなっていうふうには感じて、まだまだ自分自身もまだそういう部分やコミュニケーション能力だったり技術面もまだ全然足りないと思うので、そういうところをイタリアに行ってからは磨きたいなと思います」

─冒頭、イタリア語喋ったと思うんですけどどういう意味?

「みなさんこんにちはっていう意味で、昨日話す前にイタリア語を入れようかなって自分で調べて言いました(笑)」

土井柊汰(文2)

─挨拶

「Ciao!この度San Donaに派遣することが決まりました。土井柊汰です。イタリアではここまでのバレーボール人生で経験したことがないような考え方だったりスキルがあると思うのでそれを吸収して帰ってきたいなと思います。楽しみなこととしては、イタリアの食文化というのは、非常に魅力的だということでそこも日本に帰ってきて自炊で発揮しようと思います」

─パリ五輪を見て思ったこと、そしてそれを踏まえて、イタリアでどのように過ごしたいか

「今回パリ五輪を見て思ったことは、石川選手だったりトップ選手ですら、環境が変わったり大舞台で思うようなパフォーマンスが出せてなかったと思うので今回も環境が自分が行くイタリアでも大きく変わる中でどんなパフォーマンスするというか、管理をできるかが勉強になったかなと思います」

坂本アンディ世凪(総1)

─挨拶

「Ciao!この度Veronaに派遣が決まりました坂本アンディ世凪です。Veronaで学びたいことっていうのは各国の選手が集まっている中で滅多に行ける機会ではないと思うので、そこの選手のトップリーグでやってる中のバレーボールを間近で見て、そこでの考え方だったりっていうのを、しっかりと自分のプレーに還元したいと思います。楽しみなこととしては、海外の選手とプレーするっていうことがあんまり経験したことがないので、そこのコミュニケーションだったりというところをしっかりと取っていきたいと思います」

─パリ五輪を見て思ったこと、そしてそれを踏まえて、イタリアでどのように過ごしたいか

「パリ五輪を見て、そこで気迫だったり、そのプレーの質っていうのがものすごく高くて、自分としても勉強になることだったりっていうのはすごくあって、そこでイタリアに行って出したいことであったりっていうのは、石川選手もイタリアで今活動していると思うんですけど、そこでオールグラウンダーなプレーっていうのは自分も目標としているので、そのプレーだったりっていうのも、イタリアで今どれぐらい通用するかっていう部分だったり、そこからさらに何か言われてできることがあればっていうふうに思っているのでそこを積極的にチャレンジしていきたいと思います」

野沢慶治監督

─挨拶

「今回のですね海外派遣のプロジェクトというところでお話をさせていただきますと、もともと2014年にですね『THE FURFURS』というプロジェクトをですね中央大学で後援会を立ち上げて、そちらのご支援のもと今年も継続して派遣をさせていただくということになります。延べ人数でいきますとここまで12名の学生が海外を経験しているで、ここにプラスして3名の学生が一応まだスケジュールがですね、はっきり決まってないところもあるんですけど、およそ1月の中旬、20日以降から3月の20日を目処にですね約2ヶ月間、現地での生活をしてバレーボールをやってもらうという形になります。今回はですねチーム名の紹介が出るとは思うんですけれども3つのセリエAの中でも3のリーグに分かれてという形になります。舛本が行くSienaさんはセリエAの2部リーグで今現在9位の位置づけにいます。土井の方がお世話になります、San DonaっていうのはセリエAの3部リーグの今トップの位置づけにいるというふうにはなります。最後、坂本が行くVeronaに関しましては昨年笹本(穏=総2)の方が派遣をして2ヶ月お世話になったチームにですね。引き続き今年もお世話になるという形になります。何よりもこのプロジェクトのもともとはきっかけとしましては、中央大学から世界へという合言葉のもと存知の通り、石川祐希がですね、初めて行かさせていただいたのをきっかけに、今回もコロナ禍を除いて継続して行かさせていただけると、何よりもありがたい環境ではありますし私の方としては行く前に何か必ず明確な目標を持っていくことということと、あとは現地で経験するということを、何よりも一つのきっかけとして、選手としてもそうですし、人間としての成長というものを1番の期待をしております。ここにいる(SVリーグ内定の)4名のうちも3名もですね、澤田(晶=総4)、山﨑(真裕=総4)、柿崎(晃=商4)っていうのも派遣の方、対象選手になっておりますので、今回行かせていただく3名に関してはですね、そのような方向になってくれればいいなということは期待はしながらも、やっぱり何よりも人としてしっかり成長して帰ってきてほしいというふうに思っています」

─この3人を派遣した理由、期待してること

「舛本、坂本、アウトサイドヒッターとして当然今年1年、舛本に関してはしっかり頑張ってくれたとは思ってはいるんですけれども、やっぱりもっと高いレベルもっと高い世界とか、今は日本の中である程度高校の時からの実績等を踏まえてその世界ではそれなりに知っている人がいるというか舛本がこういうプレーをするとかいうことはあるのある程度分かっている方は多いかと思うんですけれども、それが全く通用しない世界に行った時に、自分が何ができるのかとか何よりもまず言葉が通用しませんので、その壁をどう越えていくか。バレーボールを使わない世界でどんなコミュニケーション能力が身につけられるかというところが1番期待したいというか、そこに挑戦して帰ってきてほしいなと。バレーボールをやる上では別に国が変わっても、変わらないとは勝手には思ってはいるのでそういったところが1番舛本に対しては思っているところです。
坂本に関してもある程度近しいところがありまして、バレーボール以外のところでのコミュニケーション能力というところがフィジカル的には193cmの身長を持ってて、ディフェンス能力、ボールタッチも素晴らしいものを持っているとは思っているんですけれどもやっぱりそういったコミュニケーション能力であったり、人とのつながりっていうところがもっとさらに能力として高くなっていた時に、日本に帰ってきたからのプレーが全体的に伸びていくんではないかというふうに、そういったところを期待しています。土井もですね、同じようなイメージにはなりますけれども、当然日本では経験したことのないようなスピード、高さが目の前で毎日行われてくると思うので、1つそういうプレーの幅を広げてほしいとか、そういうところ。あと今自分に何が足りなくて、もっとこうすればこういうボールにも対応できるとかいうテクニカルな部分も含めてですね、いろんなことを学んで帰ってきてくれればというふうに考えております」

▲派遣先のチーム名が書かれた紙を持つ3人

 

(記事:佐伯真生・写真:佐伯真生、福島佳那子)