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粘りの逆転勝ちを収める!ー関東学生水球リーグ戦対日大

5月19日 早稲田大学所沢プール

中大のリードから始まった前日の専修大との試合とは、まさに「逆の展開になってしまった」(新井謙之介主将・文4)日大との一戦。前半は中大が追いかけるところから始まった。

第1ピリオド(以下P)が始まると立て続けに2得点を先取される。ようやく中大が1点を返すが、すぐに相手もシュートを決め、なかなか追いつくことができない。しかしここで新井主将が「キャプテンとしてちゃんと仕事をこなす」と意気込み、怒涛の3連続得点。4-5と僅差に迫って第1Pを終える。第2Pでは惜しい場面が多くあったが、決めきることができず1点追加にとどまり、5-7で試合を折り返した。


▲好プレーを連発した髙橋
なんとか日大に追いつきたい第3P。試合開始直後にゴールを決めると、その後はシーソーゲームとなる。後半には7-10と点差を広げられたが、「チーム内で声をかけあい、誰もあきらめなかった」(新井主将)と中大が猛攻をしかける。新井主将、髙橋英佑(文2)、松本天斗(文3)がゴールし、ようやく10ー10の同点に。
さらにこの日最も会場が沸いたプレーを見せたのが髙橋だ。シュートを狙って放たれた相手のボールを髙橋が自らゴール前で止め、そのまま相手ゴールまで独走してシュートを決めた。「周りのディフェンスのおかげ」だったと振り返る髙橋のこの日2得点目で、ついに11ー10と日大を追い抜き、第3QPが終了した。


▲試合後半に2得点を追加した松本
第4Pでは中大のキーパーの健闘にチームメイトも応え続けた。松本が2得点を加え、日大も同じく2点取ると13ー13になり並ばれてしまうが、「どんな状況でも落ち着いてプレーができるようにした」(髙橋)と、あきらめない中大がさらに2点追加。その後1点を返されるも、試合終了間際の相手のシュートを止め、15ー14とぎりぎりの逆転勝ちを収めた。


▲中大の15得点目を決めてガッツポーズを見せる新井主将
日大との試合では数年ぶりの勝利。一番の収穫は「最後まで粘れるという自信」(新井主将)だ。この試合で得た自信を、今週末に行われる日体大戦、早大戦での勝ちにつなげたい。

◆試合結果◆
○中大15ー14日大●
(4-5、5-7、11-10、15-14)

記事・写真=「中大スポーツ」新聞部