新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます! 「中大スポーツ」新聞部(通称:中スポ)は体育連盟に所属する唯一のメディア系部会です。中スポは年6回新聞を発行し、中大アスリートの活躍を報道しています。
大学で何をしようか悩む新入生の皆さんへ、特別連載第2回は「YOUはどうして中スポへ?②」。入部の決め手は十人十色。少しでも参考になればと、現役部員4人の入部エピソードを1日ごとにご紹介致します。二人目は涼しい顔してマルチタスクをこなしているB太記者の入部ストーリーです。
小学校の卒業文集に書いた将来の夢は『新聞記者』。いつそう決めたかは分からない。自分なりに好きなこと、向いていることを考えた結果導き出した将来の夢だったのだろう。
小学1年生から中学3年生までは野球に打ち込んだ。ポジションはずっとキャッチャー。試合を俯瞰的に見ることができるポジションを経験していたからなのだろうか。プレーすることも好きだったが、いつしか野球を見ることの方が好きで得意になっていた。
そんなこんなで中学の頃から野球を中心にたくさんのスポーツ観戦に没頭した。そして東京六大学野球を観に神宮球場へ行ったある日、球場の近くで学生が配っていたスポーツ新聞を手にすると、一瞬で目を奪われた。「自分の好きなことと将来の夢をより早く実現できる。これが自分の一番やりたかったことだ」。そう思った。
この時点で自分の中で腹は決まっていたから、ご縁のあった大学でスポーツ新聞部に入りたいという気持ちは高校3年間でぶれなかった。結果的に中央大学に縁があった私は、新歓で色んな部活やサークルの話を聞いた上で中スポを選んだ。心配性の節があるので若干の不安はあったが、入部することに迷いは無かった。今考えると特殊な入部動機だったのかもしれない。
中スポに入部して丸2年。初めて大学スポーツ新聞を手にしたときに心を動かされたあの時の気持ちを忘れないようにと思ってここまで活動してきたつもりだ。
実際に中スポで様々な経験をしてきたが、中スポは数えきれない種類と幅の広い仕事がある。取材も記事執筆も写真も編集もすべてを学生だけでやる。それだけじゃない。皆を引っ張る編集長を筆頭に、部を支える主務や紙面の広告に関わる営業、記事推敲を行う主筆などの役割も多種多様だ。色んな分野があるからこそ、自分の好きなことや得意なことが必ず見つかる。もしかしたら自分の新しい才能を見つけられるかもしれない。皆の得意や好きを掛け合わせて、学生の力で活動しているのが中スポの良さだと胸を張って言える。
そして一生付き合える、頼れる同期12人と8人の後輩(2年生)に出会えた。これも中スポが結び付けてくれた縁だ。
中スポが一番私たちの輝ける場所。自信をもって断言できる。
記事:B太 写真:「中大スポーツ」新聞部
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