• Twitter
  • facebook
  • instagram

連載第78回・準硬式野球部

連載第78回は準硬式野球部です!常勝軍団の中大準硬式野球部。今回はチームを支えてきたキャプテンの小谷魁星(文4)、主務の大坪竣平(商4)、端岡陸(法4)の4年生3名に準硬式野球の魅力から寮生活のことまで幅広く伺ってきました。仲の良さが伺え取材は和やかな雰囲気で行われました。

*取材は6月28日に行われたものです。

--今シーズン振り返って。
小谷 率直に振り返って悔しい気持ち。今まで10何年続いてきた全日本の出場を途絶えさせてしまったっていう先輩たちに申し訳ない気持ちとかも含めて悔しい気持ちが1番大きいです。

 ▲質問に答える小谷主将

端岡 新チーム始まった今まで感じたことのないプレッシャーが1年から試合に出てたけどここまで4年生になって1番苦しかったシーズンでした。あとは小谷も言っていたが全日本に出られないという現実が悔しいです。

大坪 選手の中では全日に出るのが義務のようになっているという考えがある中で出れないというのはやっぱり悔しさがあって新チームになって色々なことを乗り越えてきてあの悔しさを忘れずにまた来季(秋リーグ)に向けて頑張ろうと思いました。

--今まで(4年間)1番印象に残っている試合は。
一同 どうだろ、、、

小谷 (端岡は)1番試合出てるから。

端岡 なんやろ、、1番最初に出てる試合も緊張したけど、まあでも1年生の全日本の決勝かな。

--全日本決勝?
端岡 1年生で出ていて無我夢中にやっていて、でも優勝した時には人生で初めての日本一だったのでもう今までにないような喜びがあったし4年生のために頑張れたという自信にもなったし、今こうして試合に出ているのにも活きているかなと思います。

▲副主将の端岡

小谷 自分は去年の3年生の夏の全日本の初戦がはじめて自分がスタメンで出させていただきそこからちょこちょこスタメンで出させてもらえるようになって本当に緊張して試合前にトイレで嗚咽するくらい(笑い)それくらいなんか緊張してました。スタメン発表のバスの中とかもそわそわしてみたいな。その試合が印象には残っています。

大坪 全然試合には出ていないんですけど、今年の関東大会が東洋に結果は12-5で試合途中の11-4くらいででて結構試合が決まっちゃっている場面で出たんですけど全然試合に出れない中で出さしてもらったので印象に残っています。

小谷 それなりにいいピッチングだったよね?

--主務のしての活動は。
大坪 試合に出れない分チームになにか貢献したいというので主務になって、自分の働きがチームの活動に直結しているというのが強く感じるのでやっぱり主務というのは自分を育ててくれたなと思います。

主務の大坪

端岡・小谷 なんだそれ(笑い)

大坪 面接みたい(笑い)

--中大を選んだ理由は。
端岡 それ就活でめっちゃ聞かれたなあ(笑い)

小谷 自分は高校の先輩たちが結構行かれてて話とかも聞いて中大もそうですし、監督が準硬式野球部の人間育成にも重きを置いていて、将来社会に出た時にということを考えるとまあ本当に必要なことを絶対学べるし卒業した時に成長しているなという感じがしたので中大の準硬式野球部を選びました。

端岡 高校までずっと実家(兵庫)で暮らしていて高校の監督さんにすすめられて、自分は最初大学も地元の方でやろうと思っていたんですけど、一回こう離れてみて厳しい環境に身を置いてやりたいというのもあって選んだのと、もう1つは日本一にやっぱ1番近いということも先輩からも聞いていて今まで日本一という経験がなかったので、そこに目指してやってきたのもあり準硬という形で達成したかったというのもあったので中大の準硬を選びました。

大坪 高校野球終わる時に自分の実力では上のステップはもう大学で野球を続けたとしても目指せるものではないかなと自分では思っていてその時にここの監督さんから紹介してもらってさっき2人も言ってましたが、今の中大の監督は人間育成にもすごく力を入れているので成長できるかなと思ったのとあとはやっぱり日本一になりたかったので入りました。

--今は寮生活ですか。
一同 はい。

--寮生活はどうですか?
小谷自分は高校の時から寮だったので今年で寮生活7年目になるんですけどまあ高校からすんなり入れたかなというのはあります。

端岡 1年生の時は部屋が4人部屋で、1年から4年まで1人ずつで1年生の時に自分の部屋の3、4年生がまあまあすごい人たちで(笑い)もう色々酷使されたのでいち早く出たいと思っていたけれど(笑い)どんどん周りとも打ち解けて仲良くなって今はもう実家よりも正直落ち着くし、ずっと出たいと思っていたけれど今はもう最高!!

小谷 住めば都って感じ!

一同 (笑い)

端岡 見た目めっちゃ汚いけど中は最高って感じですね!

大坪 実家で暮らしてきて最初入って掃除とかもあってめっちゃ辛かったんですけど、でも今はもう、すぐドアを開けると友達いますし、楽しいです!

--ご飯は朝昼晩?
一同 朝と晩です。

--掃除とかは1年生の担当?

一同 はい、朝めっちゃ早いです(笑い)

端岡 1年生はだいたい朝5時くらいに起きて掃除して、そっから練習して帰って支度して授業行ってって感じです。

ーー監督はどのような人か?
素晴らしい方です。でも最近はだいぶ丸くなりましたよ。俺らが1年の時とかやばかったですもん(笑い)発狂してましたね。俺らの事を思い過ぎちゃってる(笑い)。あ、こんなの書けへんか!まあ自分たちの将来のために非常に力を注いでくれる。いつも忙しいはずなのに僕たちの練習もずっと見てくれるし、卒業した先輩方も池田さんのおかげでと言っているのはよく聞く話なので自分たちの成長につながっているんだと思います。でもこのことを分かったのは4年になってからで下級生の頃は怖いなー、うるさいなーとばかり思っていました(笑い)

ーーどれくらい練習を行っているのか?
週7です。月木が朝5時30分から、火水金が朝6時45分からで土日と夏休み、春休みは朝8時からで休みはほとんど無いです。1月のテスト期間中は土日だけ練習しています。12月のクリスマスから1月の三が日まで帰省休みです。雨が降ったら室内練習。練習時間は平日は1限の時間までと4限の時間。土日は13時まで。

--場所は?
場所は軟式野球場です。施設は準硬式野球界でいったら良い方かなと思います。

ーー今年の1年生はどうか?
小谷 近野が頑張ってくれたな。あとは幸喜。
端岡 後のみんなも才能あるから頑張って欲しいなと思います。

ーー今後は野球を続けるか?
端岡・大坪 野球は大学を最後にきっぱりとやめます。
小谷 僕は教員として高校野球の指導者になれればいいなと思ってます。また甲子園を目指せるという楽しみがあります。

ーー秋に向けての抱負
小谷 今まで野球をやってきて16年になりますが集大成というか、お父さんお母さんに感謝の気持ちを込めて全力プレーを見せられればなと思います。それに結果がついてこえばいいなと。
端岡 今のOB会長の方のお体がよくないんですけど、お前らの優勝が1番の薬や!と言われてるんで優勝しかないですね。また、野球人生最後なので集大成だと思ってやりたいです。
大坪 大学に入ってから一勝もあげれてないのでなんとか一勝するという気持ちでやります。小学校4年生から野球をやってきてここまでやらせてもらえると思ってなかったので最後は両親に自分の投げている姿を見せられたらなと思います。

ーー最後に意気込みを書いてもらいました。

ーー今日はお忙しい中、取材に応じていただきありがとうございました。秋季リーグでの戦いが楽しみです!

写真:記事「中大スポーツ」新聞部