2022年3月24日 スリーボンドスタジアム八王子
準決勝の相手はここまで3試合で41得点と打線が絶好調な東海大。
先制したのは中大。四球と相手のエラーで一死二三塁のチャンスを作ると本日4番に座った佐藤龍之介(商3)の遊ゴロの間に1点、なおも二死三塁で小林洸誠(商2)も適時打で続き、この回計2点を先制する。
先発は石井竜弥(商2)。昨年の秋季リーグ戦で8回9失点を喫した相手にリベンジを果たしたいところ。しかし、先制をしてもらったその裏、「始めは力んでた」と三本の安打であっさり同点に追いつかれてしまう。
▲けがから復帰して初大会の石井。「治ってから必死に練習した」とエースは気合十分だ。
なんとしても勝ち越したい中大は3回、二死二塁のチャンスを作ると本日6番に入った羽渕達哉(商3)の適時打で勝ち越しに成功する。さらに4回にも「二死からの得点が多かった」と池田監督が語るように二死からチャンスを作り伴野匠(経3)の適時打で一点を追加。中盤に入ると6回にまたも伴野、7回には功刀史也(文1)の適時打で東海大を引き離す。
▲「アップから気合いを入れてやった」という伴野。入念な準備が実を結んだ。
その後の石井は「自分のストレートを投げることができた」と病み上がりとは思えない球威満点の直球で強打の東海大打線を封じ込める。「伸び伸びできてなかった」と池田監督は辛口の評価であったが、8回途中4失点とリードを保ち降板。その後は木藤忠弘(商1)がピンチを招いたものの、しっかりと締めた。
▲今大会打撃絶好調の羽渕。「自分の狙った球が打てている」と笑顔ながら語った。
今大会、相手のエラーでの得点が多かった中大であったが、本日は4本の適時打が生まれた。「自分たちの形で得点できた」と池田監督も打撃陣を評価。明日はいよいよ決勝。冬シーズンでの練習の成果を思う存分発揮し、関東大学準硬界の頂点へ登りつめる。
◆試合結果◆
チーム 123 456 789=計
中 大 201 101 100=6
国学大 200 000 020=4
◆お知らせ◆
次戦は明日、ネッツ多摩昭島スタジアムにて行われる決勝、対国士大戦となります。試合開始は13時00分を予定されています。
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(記事:江渕光太、写真:坂井真子、菅澤澪生)