• Twitter
  • facebook
  • instagram

粘り強さが出せず連勝逃すー関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対日大 

2022年9月4日 国士舘大学多摩キャンパス

秋季リーグ4戦目。実方智監督が不在の中、3連勝と勢いづく中大は日大と対戦した。日大の特徴的なディフェンスに苦戦し、思うように試合を進められず25-25という結果に終わった。

▲シュートを決める蔦谷日向(法2)

日大先攻で試合はスタート。序盤は、日大に先制点を奪われるが、その後素早いパス回しから蔦谷がシュートを決め、続けて青雅俊(文4)もシュートを決め2点を奪う。その後両者とも得点を積み重ね、6ー5となったタイミングで日大が7㍍スロー決め同点に追いつかれる。そしてここから日大の特徴的な1対1のディフェンスによって上手くシュートが決まらず11-13のまま相手にリードを許して前半を終えた。

▲積極的に攻撃した泉本心(法2)

迎えた後半。なんとか同点に追い付きたい中大は伊禮雅太(法3)、泉本、花本大空(法1)がシュートを決めて積極的に攻めていくが「ディフェンスが1対1で来るのは分かっていたが、それをうまく交わすことができず、うまくはめられてしまった。」(安藤隆良、経3)という言葉通り日大の守備に阻まれ、なかなか思うようにシュートが決められず、さらに3度も速攻を決められてしまい日大の勢いにもっていかれてしまう。しかしそんな中でも伊禮がディフェンスをぬってジャンプシュートを決めたり、久保寺歩夢主将(文4)が積極的に攻め続け後半で合計3点を獲得し、なんとか大きな点差をつけずに粘った。後半21分に泉本が7㍍スローをきめて23-23の同点に追いつき、その後シュートを決められ1点リードされるも、青がディフェンスをうまくかわし24-24となる。このままどちらかが点を獲得しない限り引き分けとなってしまう緊張した状況の中、後半残り4分で日大にシュートを決められてしまうが、後半27分に伊禮のすばやいシュートで同点に追いつく。その後も最後まで粘り強く攻め続けたが、キーパーに止められ得点はできず25-25で試合終了。「シュートまでいけてたんですけど相手のキーパーに最後止められたっていうのはすごい印象的でしたね」(久保寺)。中大メンバーは負けはしなかったものの4連勝できず悔しい表情を見せていた。

▲ディフェンスをぬってシュートする青

試合を振り返って久保寺主将は「悔しいですね。勝てるゲームを落としたので。秋リーグ連覇が目標で1位になるには全部勝たないと厳しいので、全部勝って全勝優勝したかったという気持ちがあって、その分連戦続きで選手たちも疲れていて自分たちの実力を100%発揮できなかったところが反省点としてあげられるかなと思います」と改善点を挙げた。次の明大戦からは日本代表から蔦谷大雅(法4)や、実方監督も合流する。フルメンバーの中大での試合に期待が高まる。

◆試合結果◆
中大25 (11-13、14-12) 日大25

(記事:山﨑あきこ、写真:小幡千尋

Twitter(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report