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秋季リーグ初の実戦。強さを見せ勝利!ー2022年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対大東文化大

2022年9月10日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 秋季リーグ2戦目の相手は大東文化大学。立ち上がりは攻め込まれることも多く、苦しい展開となったが、「チームとしてうまく機能しないところがいっぱいあったが徐々に修正できた」(権平優斗主将・総4)と試合が進むにつれ少しずつペースをつかむ。第3ピリオドでは4得点するなど相手を圧倒し、6―1で勝利を収めた。

▲喜ぶ選手たち
 

〈第1ピリオド〉

序盤は押し込まれる展開が続く。相手にたびたび危ないシーンを作られたがキーパーの阿部隼士(経4)を中心にDF陣が立ちふさがる。「立ち上がりが非常に悪かった。スタートが非常に良くない。」(八戸了監督)、0―0の同点で第1ピリオドを終えた。

〈第2ピリオド〉

「シンプルに縦につなごうと意識した」(権平)と縦に早い攻撃を展開し流れが変わり始める。前からの効果的な守備でパックを奪い攻撃を続ける中、ついに待望の先制点が生まれる。12分、混戦の中、大坊晃己(総3)が押し込んだ。4分後には「FWじゃないけど絶対に決めてやるという気持ちがあった」と木村裕翔(商1)が初ゴールをあげ2点差とした。シュート数でも29ー9と大きく上回り、終始相手を圧倒した。


▲初ゴールをあげた木村

〈第3ピリオド〉

2―0で迎えた第3ピリオド。さらに攻撃の手を緩めない中大は権平のアシストを受け鈴木翔(経4)が得点。大東文化大が1点を返すも直後、流れを断ち切るように吉野訓平(文3)が得点した。15分、今日2アシストの権平が遠目からのシュートを見事に沈めると、終了間際には鈴木が美しい連携プレーから今日2点目を決めた。試合はこのまま終了。6―1と第1ピリオドこそ苦戦したものの、終わってみれば5点の差がついたゲームになった。


▲今日2得点の鈴木

 「今日の後半みたいに前でなるべく長い時間プレーできるようにしたいと思う。」(八戸監督)前節、対戦相手である慶大が棄権していたため初の実戦となった今日の試合。修正する力をみせ、勝利をつかみ取った。次に迎えるのは法大、これからの試合に向け「内容が悪くても勝って終われるようにチームとしてコンディションを作っていきたい」(権平)と、リーグ序盤戦で好調を維持するためにも重要な1戦になりそうだ。

◆試合結果◆

○中大6(0-0,2-0,4-1)1大東大●

(記事:関拓斗 写真:立花拓暉)

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