2022年11月27日 東京都・中央大学グラウンド
リーグ2位の専大との戦いに挑んだ中大ラグビー部は、勝利を収めたものの3位でリーグを終え、1部昇格とはならなかった。
上位2チームが出場できる入れ替え戦に向けて絶対に負けられない秋季リーグ最終戦。両チームの多くのファンが応援に駆けつけ、互いに負けられない一戦が始まった。
中大のキックで試合開始。早々に試合は動いた。前半2分、敵陣5㍍付近のラインアウトからモールを形成すると、そのまま押し込み光安喬平(法2)がトライ。津田貫汰(法4)がキックを決め、7ー0と先制に成功する。
▲キックを蹴る津田
その後も中大優勢で試合を進める。前半24分には、敵陣22㍍付近のラインアウトからアタックの継続。水野陸(文3)が抜け出し、そのまま走り切りトライを決める。
野村幹太(法1)、杉本崇馬(経4)も立て続けにトライを成功させ、24ー3の大量リードで前半を終える。
▲トライを決めた杉本
続く後半戦は専大のキックでスタート。前半の勢いをそのままに試合を進めたい中大だったが、後半は専大に押される展開となった。後半35分に専大にトライとキックを決められると、後半38分にも得点を許し24ー17とされる。そのまま試合は終了し中大は最終戦を勝利で終えたものの、選手たちに笑顔はなかった。
試合に勝利すると勝ち点4が与えられるが、7点差以内ならば敗戦校にも勝ち点1が与えられるため、リーグ3位の中大の勝ち点は25、2位の専大の勝ち点は26となり順位は変わらず。今季の入れ替え戦出場への希望は絶たれてしまった。
中大ラグビー部初の2部降格となり挑んだ秋季リーグ。惜しくも3位となり入れ替え戦出場はならなかったが、来季の活躍に期待したい。
◆試合結果◆
〇24中大(24ー3、0ー14)専大17●
(記事:山里莉子、写真:佐々木絢子)
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