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前半はリードするも、後半の相手の勢いに圧倒され大敗 関東大学ラグビーリーグ1部 対大東大

2021年11月28日 セナリオH三郷

負ければ入替戦となる大事な一戦。前半は3点リードで折り返したが、後半は大東大の勢いが止まらず7トライを決められて敗北した。


▲スクラムを組む選手たち

先週の関東学大戦の反省から「相手のD Fを錯乱させるためにオプションを増やして試合に臨んだ」(茂原隆由主将・経4)中大。前半4分に大東大のコラプシングで得たチャンスで津田貫汰(法3)がペナルティゴールを確実に決めて先制する。その後すぐ前半6分に大東大がトライで逆転を許すも、前半30分に水野陸(文2)が相手を引きずりながらも最終的に振り切ってトライを決め、3点リードの8ー5で前半を折り返す。


▲トライを決めた水野

後半もこのままリードを伸ばしたい中大であったが、後半13分に大東大がトライを決めたのを皮切りに、大東大の勢いが止まらず、約15分の間に6トライを取られ瞬く間に8ー43と点差を広げられた。37分には敵陣5M付近で大東大にペナルティがあり、数少ないチャンスを逃さなかった中大は、すぐにリスタートし、押し込んでトライ。

しかし、中大に流れが来ず、その後またも大東大にトライを決められ13-50で大東大に大敗した。


▲押し込みトライを決めた中大

試合後、茂原主将は前半の戦いについて「FWのセットプレーで圧倒でき、中大のペースに持っていけたのですが、反則で点数が伸ばせなかったので、もったいないという印象が強い」と話した。また後半については、「後半に入って、自軍に入られる時間が多くなってしまい、DFに綻びが出てきてしまったところでやられてしまった」と中大の敗因を分析した。

入替戦を戦うことが決まった中大。絶対に負けられない試合に茂原主将は「最後は気持ちで負けず、FWのセットプレーにこだわって戦っていきたい」と意気込んだ。次戦の入替戦で中大ラグビー部が理想とする戦い方を見せてほしい。

 

◆試合結果◆

●中大 13(8ー5、5ー45)50大東大○

◆お知らせ◆

次戦は12月11日に11:30から熊谷ラグビー場Aで行われる入替戦です。

 

(記事:菅澤澪生、写真:佐々木絢子)