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1部復帰初日は勝利飾れず3連敗-関東学生ソフトテニス春季リーグ

2023年5月6日 早稲田大学所沢キャンパス

2日間かけて行われる6大学総当たりの春季リーグ。昨年1部リーグ復帰を果たした中大は、1日目に法大、早大、明大と対戦し3連敗を喫した。

法大との初戦で敗戦し迎えた2戦目は、昨季1部リーグ3位、インカレ準優勝の実力を誇る早大に挑んだ。第2ダブルスには中大のエースペアである幡谷康平(法3)・西田駿人(経4)組が登場。第1ダブルスを落としているためなんとか勝利を掴みたかったが、相手のエースペアを前に流れを掴めずゲームカウント1-5で敗戦。西田は早大戦をこの日臨んだ3試合のうち一番印象に残る試合だったとしたうえで、「不甲斐ない。相手に上手くやられてしまった。自分たちからもっと攻めたかった」と悔しさをにじませた。

▲チームの中心を担う幡谷(左)と西田

続くシングルスと第3ダブルスでは勝利し、勝敗の運命を託された第5ダブルスの武市大輝(法2)・両角友志(経3)組。序盤から積極的なプレーが目立ち1ゲームを先取するも、大事な局面でのミスもあり終盤にかけて勢いを増す相手を上回れず敗戦となった。両角は「普段の練習よりいいプレーもあったが、2点離さなければいけない場面でミスをしてしまったり、レシーブの選択肢が足りなかった」と振り返る。

最終組までもつれる一戦をものにできなかった。

▲積極的なプレーが目立った両角

第3戦ではここまで負けなしの明大との対戦。第2戦から修正し、デュースが続く緊迫した展開を制した幡谷・西田組、ゲームカウント0-3から相手の意表を突くボレーを連発するなど終盤にかけて盛り返した武市・両角組は勝利。第2戦に引き続き最終ダブルスで勝敗が決まる一戦となったが、あと一歩及ばなかった。

▲一体感溢れる中大チーム

1部の壁に阻まれチームとしては勝利を収めることができなかった。しかし、1年生ながら全3試合に出場し堂々としたプレーを見せた宮下武輝(経1)をはじめ、個人でみると長所を発揮し勝利を掴んだ選手も多い。他大と比較しても群を抜いて響いた部員からの声援と一体感を味方に、チームとしてどのような成長を見せられるか、今後の試合に期待がかかる。

▲随所に光るプレーを見せた宮下

 

◆試合結果◆

●中大2ー3法大○

 ●濱田祐(経3)・髙田翼(経3)組3-5内藤・菊山組○

 ○幡谷・西田組5-2遠藤・石川組●

 ●鈴木亮太朗(経2)0-4橋場○

 ●菊池龍生(法4)・宮下組3-5山本・広岡組○

 ○武市・両角組5-1森川・桑山組●

 

●中大2ー3早大○

 ●濱田・髙田組3-5小林・松本組○

 ●幡谷・西田組1-5矢野・荒木組○

 ○中村倖青(文2)4-2石森●

 ○菊池・宮下組5-2吉岡・山中組●

 ●武市・両角組2-5吉田・端山組○

 

●中大2ー3明大○

 ○幡谷・西田組5-3米川・大辻組●

 ●菊池・宮下組1-5白川・池口組○

 ●中村3-4金山○

 ○武市・両角組5-4辻花・上田組●

 ●中川雄太(経1)・金澤慧(法1)組1-5中村・岡田組○

 

(記事・写真:琴寄永里加)