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打線沈黙で痛い引き分けー東都大学準硬式野球秋季リーグ戦 対国士大2回戦

9月8日 上柚木球場

9月6日に行われる予定だった国士大との2回戦は雨の影響で2日延び、本日行われた。大量得点した1回戦とはうってかわって、この日は打線が沈黙。好投した近野佑樹(法2)を援護できず、1―1の引き分けに終わった。

▲打撃好調の羽渕達哉(商2)

中大は3回、先頭の中森至(経1)が四球で出塁すると、犠打で一死二塁のチャンスを迎える。1番山口雄大主将(商4)が中飛に倒れるも、続く2番羽渕が一塁手の横を痛烈に抜ける適時二塁打を放ち、1点を先制する。4回、先発の大澤魁生(商4)の制球が乱れ始めると、すぐさま池田監督が動き近野をマウンドに送る。「準備不足だった」と自分でも話すように立ち上がりは浮いた球が目立った。相手打線はそこを見逃さず安打で繋いで一、三類とすると、レフトへの犠牲フライで1点を返される。

▲6イニング1失点の好投を見せた近野

近野は5回からは制球が安定し、リズム良く相手打線を打ち取っていく。6回以降は一度も二塁ベースを踏ませない完璧な投球で相手打線を1点に抑える。一方の打線は毎度得点圏にランナーを置くもあと一本が出ない。得点ができないまま1―1で迎えた最終回。二死一、三塁と一打サヨナラの場面を作るも、中森が左飛に終わり試合終了。近野の好投に打線が応えられず、1―1の引き分けに終わった。

▲一打サヨナラの場面で左飛に倒れる中森

この秋季リーグ戦は勝ち点ではなく、勝率と得失点で順位を決めるため、一戦一戦が負けられない戦いとなる。今日のような接戦をものにしていかなくてはこの東都リーグで優勝することは難しい。この先の一戦一戦を大事にし、粘り強く戦い、優勝まで一気に突き進んでほしい。

◆試合結果◆
チーム 123 456 789 計

国士大 000 100 000 1

中 大 001 000 000 1

◆お知らせ◆
次戦は9月16日、上柚木公園野球場にて行われる秋季リーグ戦の東海大戦です。試合は9時30分開始予定です。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部