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家坂、常藤がフル出場。本大会出場に貢献!―第38回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会プレーオフ 決勝戦 対四国選抜

2024年2月24日 福島県・Jヴィレッジ

 

▼試合結果

 ○関東選抜B 8―1 四国選抜●

 

中大サッカー部の家坂葉光(文3)と常藤奏(経1)が関東選抜Bのメンバーとして、Jヴィレッジで行われた第38回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会プレーオフ決勝・四国選抜戦に出場し、フル出場でチームの勝利と本大会出場決定に貢献した。

 

▲関東選抜Bに選出された常藤(左)と家坂(右)

大学サッカーの地域別対抗戦であるデンソーカップチャレンジサッカー。今大会、中大からは家坂と常藤の二人が関東選抜Bに選出された。プレーオフからの戦いとなる関東選抜Bは、グループリーグ初戦の北信越選抜戦を、常藤のアシストなどもあり、2-0で勝利。2戦目の九州選抜戦は1-1の引き分けという結果でプレーオフ決勝に駒を進めた。

▲左サイドでボールを運ぶ家坂

 今大会を通して、家坂は左サイドバック、常藤は右サイドバックというポジションで起用され、決勝でも同ポジションでの先発出場となった。家坂は「試行錯誤中」と話すように、普段の中大でのポジションとは異なる起用となったが、安定した守備とゴール前まで入り込むなどの積極的な攻撃参加を見せ、常藤もクロスなどでチャンスをつくった。チームは8-1というスコアで四国選抜を破って、U20全日本選抜などのチームが待つ本大会出場を決めた。

▲クロスを上げる常藤

試合後、家坂はサイドバック起用についてポジション取りや守備が難しいと語ったが、「課題をいい形で修正して、成長して、いい姿を見せられるように頑張りたい」と本大会へ決意を述べた。また、常藤は「1失点したということは、ディフェンスラインの責任でもあるので、そこは一つ反省」、「8点とった中でアシストできていないというところは課題」と攻守両面にこだわりを見せ、本大会に向けては中大の佐藤健総監督や中村憲剛氏が率いるU20全日本選抜にライバル心をのぞかせた。

今季の中大を牽引すること間違いなしの二人が全国の猛者たちと相対する。

▼試合後コメント

家坂選手

―今回のデンソーカップでのサイドバック起用について

過去使われたことがなく、このデンソーからで試行錯誤中だけど、まだまだ課題がいっぱいありますし、今日も競り合いの場面とかほとんど負けているし課題がいっぱいあるので、まだまだ発展途上ですけど頑張りたいと思います。

―今回サイドバックをするにあたって意識したこと

ウイングとの関係性だったり、近くの周りのセンターバックとか周りの人間たちの関わりとか声かけとかを意識してやっています。

―サイドバックをやってみて感じたウイングバックとサイドバックの違い

ウイングバックの時は結構、サイドのみみたいな、サイドに張りっぱなしで上下動するので単純なんですけど、サイドバックになると守備範囲も広がるし、攻撃時には内取るのか外に張るのか、そこもウイングとの兼ね合いなので、難しいところは結構あります。

―今回のプレーオフで刺激を受けたこと

関東Bに結構良い選手いっぱいいるので自分の成長につなげられればいいと思います。

―デンソー本大会への意気込み

プレーオフで得た課題をいい形で修正して、いい形でもっともっと成長して、いい姿を見せられるように頑張りたいと思います。

―今シーズンのチームの目標と個人目標

チーム目標は優勝っていうのを掲げていて。それはチームがまとまり、もっとやらないといけないし、中大としてチーム一丸となって戦えれば優勝が見えてくると思います。

個人としては、得点に絡めて結果にこだわるというのを意識して、このシーズンにやっていきたいと思います。

 

常藤選手

―試合を振り返って

前半で2点とれて、チームとしてはいい形で前半を終えることができて後半に持ち込めたんですけど、そこで失点してしまって、結果的に見たら8―1で大差で勝つことはできたんですけど、1失点したということはディフェンスラインの責任でもあるので、そこは一つ反省なのかなと思います。

―サイドバックでの起用について

僕は監督によって使われ方が基本違うので、その使われたポジションで自分に与えられた仕事というのを全うするだけですし、今日に関しては8点とった中でアシストできていないというところは課題ではあるので、やっぱりクロスの精度だったりもっと攻撃的に参加していくというところは高めていかないといけないです。

―攻撃参加を強く意識しているか

そうですね。サイドバックで起用される時は、やっぱり足の速さというところを活かして、攻撃的にどんどん仕掛けていいよというところを普段から宮沢監督だったり、今回だったら川本さん(関東選抜B・川本大輔監督)に言われているので、本大会でも自分のスピードを活かして、チームの攻撃を活性化させられるようにしていきたいと思っています。

―他大学の選手から刺激は受けるか

そうですね。やっぱりリーグ戦で首位でやってるチームだったり、高いレベルの選手とできるというところは、自分が天狗にならないというか、周りの選手のレベルが高いからこそ、もっと自分もやらないといけないという気持ちになります。

―本大会への意気込み

去年、関東選抜Bは苦い思いをしてここに来ているので、来年の関東Bの選手たちというか、関東の意地を見せるためにも、やっぱりBだからとかじゃなくて、優勝する気持ちでやらないといけないと思いますし、やっぱりU20(全日本選抜)にも、中央大学で総監督をやっている佐藤健さんだったり(中村)憲剛さんもいるので、そこを自分的には倒して、決勝に持ち込んで優勝したいという風に思っています。

―今シーズンを通しての個人の目標

昨シーズンは1年間を通して試合に出ることができなかったので、やっぱり怪我をせずに1年間通してチームに貢献できるような選手になりたいですし、昨シーズン最後の残留させた最後の後期の7戦ぐらいのところで、センターバックで卒業した4年生の中で出ていたのは自分なので、やっぱり自分が去年の牛澤健選手だったり加納直樹選手だったりの凄さを発信して、中大のバックラインというのを安定させないといけないと思っているので、2年生とか学年関係なく自分がリーダーシップを持って統率できるように、まずは試合に出られるように頑張りたいと思います。

―中大の新チームの雰囲気について

キャプテンが大野篤生くんになって結構元気な方なので、盛り上がりもいいですし、去年の苦しみを知っている分、1部で戦った選手はBから上がってきた選手にも発信していけていると思うので、やっぱり1部でインカレ出場、優勝を目指すためにも、この準備期間でもっと強度を上げてやれるように、自分はここで結果を残して、いいものを持ち帰ってチームに還元できるように頑張りたいと思います。

(記事・写真:石井悠樹、山口周起)

 

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