• Twitter
  • facebook
  • instagram

首位攻防戦は痛み分け。3連勝ならずも5戦負けなし―関東大学サッカーリーグ戦2部  第9節 対慶應義塾大

2022年6月5日 会場非公開

スタメン

G K

猪越 優惟(商3)

D F

秋山 優太(経4) →西村 湧志(経1)

大桃 怜音(商4)

牛澤 健(経3)

岡井 駿典(法4)

M F

芝田 将(経4)

田邉 光平(法3)

山崎 希一(経3)

FW

平尾 拳士郎(経4) →家坂 葉光(文2)

鈴木 翔太(文4) →加納 大(商2)

星野 創輝(商2) →勝浦 太郎(総政4)

 

試合結果

中大1―1慶大

得点者:山崎(後半26分)

 

前節を無失点勝利で飾り、首位を勝ち点1差で追走する2位の中大は、首位慶大との直接対決を迎えた。今季初の3連勝と首位浮上をかけた一戦に挑む。

スターティングメンバーを前節からDF1名を変更し、白星を狙う。

 

立ち上がりから相手陣内でボールを回す時間も多く、チャンスをうかがいながら、相手の攻撃の芽を潰していく。前半7分、相手DF陣の隙をついてエリア内に走り込んだ平尾を狙い、牛澤がロングボールを供給するも、合わせられずそのまま相手GKの手に収まる。

その後、両チームともに攻めあぐね、スコアレスで試合を折り返す。

▲相手と競いボールを前に運ぶ大桃

 

試合が動いたのは、後半立ち上がり早々の2分。CKを合わせられ、先制を許してしまう。

早めに追いつきたい中大は、同4分にペナルティーエリア手前で山崎が倒され、ゴール正面の好位置でFKを獲得。しかし、キッカー田邉の放ったボールは壁に阻まれ、チャンスを生かせない。

▲FKの場面の田邉(右)と岡井(左)

 

その後一進一退の攻防が繰り広げられる中、同26分に待望の同点ゴールが生まれる。敵陣中央の左で最終ラインからボールを受けた芝田が正確な縦パスを供給。これをペナルティーエリア手前で受けた途中出場の勝浦が中央に切り込み、相手に倒されかけながら右足を振り抜く。相手GKのビッグセーブに遭うも、ゴール前に詰めていた山崎がこぼれ球を押し込み、試合を振り出しに戻した。

▲同点弾を決めた山崎

 

勝ち越しを狙う中大は、同30分に左サイドの敵陣中央で奪ったボールをつなぎ、勝浦のワンタッチパスから先ほど得点を挙げた山崎が強烈なシュートを見せるも、これは相手GKの守備範囲内。

残り時間で果敢に攻め込むも逆転には至らず、悔しい引き分けで試合終了。首位チーム相手に主導権を握る時間帯は長かったが、勝ち点3は奪えず。同日に行われた他試合の結果により、3位後退となってしまった。

 

次節の相手は産業能率大学。1試合未消化ながら4位につけており、今節に引き続き上位陣との戦いとなる。次戦こそ勝利を収め、残り2試合となったリーグ戦前半をいい順位で締めくくりたい。

 

関東リーグ全試合ブログ更新中!第8節・立正大戦の試合記事はこちらから

 

(記事:琴寄永里加、写真提供:サッカー部)