2024年3月31日 日本体育大学横浜・健志台キャンパス陸上競技場
3月31日、神奈川県横浜市の日本体育大学横浜・健志台キャンパスで第49回定期対校陸上競技大会 (日本体育大vs中央大)が開催され、長距離ブロックからは1500m・3000m・3000scの3種目に多くの選手が出場し、1500mで4名、3000mで1名の選手が自己ベストを更新する走りを見せた。
1500mには16名の選手が出場し、2組目に出場した岡田開成(新)、並川颯太(新)、三浦彰太(新)、園木大斗(法4)の4名が自己ベストを更新。藤原正和駅伝監督は今大会を「スピードを今どれぐらい出せるかチェック」「スピードトレーニングの一環」と位置付けていたが、「新人の1500mは全く何もやらせてないのにあれだけみんな走っているので、この世代は結構力あるなっていうところを確認できたかなと思っています。岡田とかはこちらが思ったよりも走れているので『強いな』という感じですね」とレースを振り返り、改めて新入生の「強さ」を感じたようだ。
▲1500mで自己ベストを更新した岡田
3000mには7名の選手が出場し、藤田大智(文1)が自己ベストを更新。レースプランは特に決めていなかったというが、序盤から先頭集団を形成し、2着でゴール。一週間前に開催された中大記録会(10000m)の疲れがある中でのレースとなったが、「2本ともしっかりとまとめることができたので、いいスタートが切れたと思います」と振り返り、シーズンへ向けて、調子の良さをうかがわせた。10000mに出場予定の次回レースへ向けて、「しっかり28分台出せればと思います」と意気込んだ。
▲3000mで自己ベストを更新した藤田
▲3000scに出場した柴田
5月に開催される関東インカレの選手選考について、「5000m、10000m、ハーフは代表選手を決めていて、1500mと3000m障害の最後の一枠をどうしていこうかというところ」と話す藤原監督。その後については、「ゴールデンウィーク合宿を挟んで、インカレグループはインカレに向けて調整、出ない子は6月頭の日体大記録会に出て、男鹿駅伝・ホクレンに出てという感じ」と語った。本格的に始まるトラックシーズンへ向けて、「ちゃんと休む時を作って、しっかり絞ってレースに出て結果を出そうとやっていく」とプランを練っている指導陣。選手たちの各大会での走りに期待が高まる。
◆大会結果◆
1500m
1組
③ 佐野 拓実(経3) 4’00”08
④ 田中 伶央(新) 4’02”20
⑤ 荒井 遼太郎(新) 4’03”74
⑥ 木下 道晴(新) 4’05”27
2組
② 岡田 開成(新) 3’47”84 PB
④ 小田切 幹太(文1) 3’50”03
⑤ 並川 颯太(新) 3’50”82 PB
⑥ 鈴木 耕太郎(法1)3’51”61
⑦ 藤田 大智(文1) 3’52”43
⑧ 三浦 彰太(新) 3’55”38 PB
⑪ 園木 大斗(法4) 3’56”91 PB
⑫ 後藤 琉太朗(文1)3’58”04
⑬ 原田 望睦(新) 3’58”21
⑭ 田原 琥太郎(新) 3’58”29
⑮ 佐藤 宏亮(文2) 3’58”33
⑯ 伊東 夢翔(経2) 4’01”50
3000mSC
① 柴田 大地(文1)9’10”18
③ 佐藤 大介(新) 9’24”37
3000m
② 藤田 大智(文1) 8’19”39 PB
⑤ 鈴木 耕太郎(法1)8’22”85
⑥ 佐藤 宏亮(文2) 8’26”16
⑦ 園木 大斗(法4) 8’27”40
⑧ 山口 大輔(文3) 8’29”67
⑪ 山﨑 草太(文1) 8’31”68
⑫ 伊東 夢翔(経2) 8’34”14
(記事:遠藤潤、写真:琴寄由佳梨、功刀萌恵)
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