2024年４月８日 明治神宮球場
チーム １２３ ４５６ ７８９ ＝ＲＨＥ
中 大 １００ ０００ ０００ ＝１５０
駒 大 ００２ ０００ ００× ＝２９０
［中］岩城、子安、山口、三奈木ー野呂田
［日］髙井、中山、仲井ー真鍋蒼
［本］〈中〉繁永（１回ソロ）
◆スタメン◆
１［中］橋本 航河（文１＝仙台育英）
２［二］繁永 晟（商３＝大阪桐蔭）
３［右］皆川 岳飛（経３＝前橋育英）
４［左］櫻井 亨佑（商４＝習志野）
５［捕］野呂田 漸（文３＝秋田中央）
６［一］松嶋 晃希（経３＝浦和学院）
７［指］佐藤 豪（経３＝藤代）
８［三］伊藤 櫂人（文２＝大阪桐蔭）
９［遊］山本 聖（文４＝鹿屋中央）
Ｐ 岩城 颯空（経３＝富山商業）
「結勝」のスローガンのもと45年ぶりの日本一を目指す中大野球部は、半期ぶりに１部昇格を果たした駒大とのリーグ戦初戦に挑んだ。幸先の良いスタートを切りたい中大だったが、駒大投手陣を前に散発４安打にとどまり、初戦は黒星発進となった。
試合は初回に動いた。１ボール１ストライクから２番繁永が放った打球は、レフトの頭上を越える本塁打に。繁永にとってリーグ戦初となる本塁打で先制に成功する。
▲リーグ戦初本塁打を放ち、皆川とハイタッチをかわす繁永
開幕投手に選ばれたのは岩城。援護点を守り切りたい岩城だったが、３回裏、連打を浴び１死二、三塁とされると、３番の角田（駒大）に右適時打を打たれ逆転を許してしまう。試合後、岩城の投球について清水監督は「緊張していたみたいで、腕が振れてなかった」とコメントし、次回の登板へ奮起を促した。
５回表、先頭打者の佐藤豪が右安打で出塁、山本も四球で繋ぎ１死一、二塁としたところで打席が回ってきたのは、１年生ながら開幕スタメンを勝ち取った橋本。しかしここでは遊併殺打に倒れ無失点に終わる。
岩城に代わって５回裏からマウンドに上がったのは、今年から中大野球部に加わった子安秀弥（経１＝東海大相模）。代わったその回を三者凡退に抑えると、その後も140㌔台の直球と変化球で駒大打線をピシャリ。２回途中１安打２奪三振という内容で、子安としては上々のリーグ戦デビューとなった。
▲大学初登板にも関わらず、堂々とした投球を見せた子安
追加点が欲しい中大打線だったが、チャンスを作るもあと一本が出ず。カード初戦を落とし、勝ち点獲得のためには次戦が負けられない状態となった。
繁永は「チームを勢いづけるために積極的に振っていこうと。その結果が本塁打につながってよかった」と初回の打席を振り返った。また「打線のつながりが今日は見られなかったので、明日以降またやっていきます」と次戦を見据えた。
リーグ戦初戦を落としてしまった中大だが、子安の好投や伊藤櫂のマルチ安打など明るい材料も多い。明日以降の中大野球部の戦いに期待したい。
◆試合結果◆
●中大 １－ ２駒大〇
◆お知らせ◆
次戦は４月10日（水曜日）に明治神宮球場で行われる対駒大２回戦です。
（記事：山里莉子、写真：髙梨晃世、中島遥）
公式X（@chudaisports）
Instagram（@chuspo_report）
