2024年8月24日 日体大世田谷キャンパス
スターター
#1久岡賢太郎(商3)、#3高山鈴琉(商2) 、#13小川翔矢(法4)、#37カッター勲生(法2)、#42山崎紀人(商3)
いよいよ秋季リーグが開幕した。対するはスプリングトーナメントで準優勝の成績を収めた専大。第1Q(クオーター)から#13小川や#5石口直(文2)らを中心に果敢に攻めるも、専大のペースを止められず第3Q終了時で22点差と苦しい展開に。第4Qには流れを奪い猛追するも、追いつけず秋季リーグは黒星発進となった。
▲ドリブルをする#5石口
#37カッターのジャンプボールにより第1Qが始まった。#37カッターはゴール下で専大からリバウンドを奪い、そのままシュートを決めるなど試合開始早々に活躍を見せた。第1Q前半は均衡した試合展開となるも、専大にバスケットカウントや、複数の3点シュートが見られ、奮闘もむなしく点差は開いていく。
続く第2Qも前半は互いに攻め合う展開に。中大は#13小川や#77宮内柊人(商3)の3点シュートやゴール下に切り込んだシュートなどで得点を重ねた。惜しくも得点にはつながらなかったものの、エンドスロー時に背を向けていた専大の選手の背中にスローインを当て、そのまま自らシュートを狙うなど#3高山の目を引くプレーも見られた。専大にタイムアウトを取らせるなど追い上げる中大だが、20点差をつけられ後半戦へ。
▲シュートを打つ#13小川
#13小川のシュートにより第3Qが始まった。両校譲らず、交互に得点を挙げシーソーゲームとなる。中大は#42山崎が外からも中からもシュートを打つなど多様な攻撃スタイルを見せた。
▲笑顔を見せ応援する中大の選手
第4Qは、7連続得点を挙げ専大にタイムアウトを取らせるなど、中大が流れを手にする。タイムアウト明けにも#13小川のバスケットカウントや、#3高山から#42山崎へのロングパスによる攻撃などで多くの得点を挙げた。第4Q後半には#77宮内が壁に激突し、戦線を離脱するなどアクシデントも見られたが、代わりにフリースローを打った#5石口がしっかり代役を果たすなど、選手層が厚さが感じられた。第4Qの得点は22-10と追い上げを見せるも、総得点64-74で試合を終え黒星となる。
▲シュートを打つ#11オヌ太郎(商4)
新体制になった後のインタビューで#8喜多陸登主将(総4)は、秋季リーグの目標をインカレのシード権を獲得できる7位以内に入ることだと口にした。昨年度の中大の秋季リーグの成績は8位。昨年の成績を超えられるのか、期待をはらんで中大バスケ部の秋は始まる。
◆試合結果◆
●中大 64(13-23、14-24、15-17、22-10)74 専大〇
◆コメント◆
赤平奏人(文2)
-初戦の感想
初戦を落としてしまったことは、出だしが良くないんですけど、良いところも悪いところも出た試合だったので、次戦につなげていければなと思います。
-ベンチで見ていてチームの雰囲気は
相手が身体能力が高いチームだったのに対して、同じような気持ちで戦ってしまうと後手に回ってしまうので、元気がないなっていうのがベンチから見ての感想です。
-新人インカレも優勝し勢いがあると思うが、今後どう戦っていきたいか
優勝を経験した1、2年生が、下級生ですがチームを引っ張っていくぐらいの気持ちで臨んでいきたいなと思います。
-次戦に向けて
ここから戦いが続くので、今日負けたことを反省もあるんですが、しっかり気持ちも上げて戦っていきたいと思います。
◆お知らせ◆
次戦は8月25日(日)に日体大世田谷キャンパスで行われる対日体大戦です。
(記事:藤野真紘、写真:桑沢拓徒)
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