• Twitter
  • facebook
  • instagram

10季連続優勝へ向け大事な初戦を突破!幸先の良いスタートを切る─令和6年度 東都大学準硬式野球秋季リーグ戦

2024年 9月14日 スリーボンドスタジアム八王子

前人未到の10季連続優勝がかかった秋季リーグ。雨でたび重なる順延の末、大事な初戦が遅れて幕を開ける。相手は現在2位の国士大。先制点を奪われたものの中大らしい試合展開を見せ勝利した。

4回に先制点を取られ迎えた5回。高垣昂平(商4)が投球を見極め四球とし、一死一塁とする。続く打者の岡部匡人(経2)の同点タイムリーですぐさま国士大の背中を捉える。相野七音(文3)が右安打で、松浦祥真(経3)が四球で出塁し一死満塁のチャンスを作ると、城航希(法4)が放ったセンター方向への安打で2点を追加し逆転に成功。後に続く打者陣もヒットを放ち、この回で一挙4点を奪った。4年生として最後のリーグ戦となる城は「チームも逆転のチャンスでなんとか結果を出さなきゃって気持ちが強かったんですけど、変な話あの瞬間だけは冷静になれました」と逆転打について話した。

▲逆転タイムリーを放った城

6回に好調の高垣が快足飛ばしてツーベースヒットを打つと、岡部のバントで走者は三塁に進み一死三塁とする。相続く打者の相野が左方向への犠打を放ち三塁走者は悠々帰還。1点を追加した。また、大山は6回1失点という成績。序盤はなかなか大山の持ち味が出せず苦戦したが中盤から復調をした。「ストレートが良かったのでそれをもっと活用して、いつも通りのスタイルでいこうという話をしました」とこの日バッテリーを組んでいた岡部が大山と話していた内容を教えてくれた。

▲活躍をみせた岡部

8回裏に一死満塁から2点を奪われ迎えた9回。9回に田中元輝(経2)が死球を受け出塁し、犠打で二塁へ進むと吉井愛斗(経2)が四球を選び二死一、二塁の好機で主将の功刀史也(文4)が打席へ。2球目でボールをとらえ、右方向にひっぱって適時打としダメ押しの1点を加えた。この回の裏に田中駿佑(商4)がマウンドに立つと相手打者を三者凡退で抑え、スコア6−3で勝利を収めた。

今までリーグ戦連覇の記録は9。全国制覇を果たし一肌剥けた彼らが目指すのは前人未到の10季連続優勝。彼らの歴史的な勝利の瞬間を目にするのが今から待ち遠しい。

 

◆試合結果◆
〇中大 6-3 国士大●

チーム名 123 456 789 計

中 大      000 041 001=6

国士大  000    100 020=3

 

(記事・写真:浅野詩多)

公式X(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report