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エース岩城発熱のアクシデントも、伊藤櫂の本塁打で逆転勝利!青学大を下し5季ぶりの開幕戦勝利!ー東都大学野球春季リーグ戦 対青学大1回戦

2025年4月7日 東京都・明治神宮野球場

チーム 123 456 789=RHE

青学大 300 000 000=392

中 大 120 002 00×=540

[青]中西、ヴァデルナー南川

[中]山口、子安、三奈木、東恩納ー野呂田

[本]〈中〉伊藤櫂(6回2点)

◆スタメン◆

1[一]佐藤 壱聖(経3=東日本国際大学昌平)

2[中]橋本 航河(文2=仙台育英)

3[右]皆川 岳飛(経4=前橋育英)

4[二]繁永  晟(商4=大阪桐蔭)

5[左]安田 淳平(商3=聖光学院)

6[指]松嶋 晃希(経4=浦和学院)

7[三]伊藤 櫂人(文3=大阪桐蔭)

8[捕]野呂田 漸(文4=秋田中央)

9[遊]藤本 陽毅(文1=京都国際)

P   山口 謙作(商4=上田西)

 

チームスローガン「覚悟」のもと大学野球四冠へ挑む中大は春季リーグ開幕戦で昨季大学野球四冠を成し遂げた青学大と対戦した。初回に先制されるも、伊藤櫂の2点本塁打で勝ち越し、大きな意味を持つ開幕戦勝利を飾った。

中大にいきなり試練が訪れた。開幕投手を任される予定だったエース岩城颯空(経4=富山商業)が発熱のため欠場。急遽開幕投手を任されたのは清水監督が「経験がある」と評する山口。しかし、初回から青学打線につかまる。安打と四球でピンチを作り、松本龍(青学大)と初谷(青学大)に連続タイムリーを浴び、3点を失いマウンドを降りる。続いてマウンドに上がった子安秀弥(経2=東海大相模)はこのピンチの場面を無失点で切り抜ける。

▲好リリーフを見せた子安

その裏、一刻も早く追いつきたい中大は連続死球でチャンスを作り、5番安田の高々と上がった打球が相手のエラーを誘い1点を返す。

2回裏、先頭打者の野呂田が右中間を破る二塁打を放つ。その後、相手のエラーでチャンスを拡大し、佐藤壱のタイムリー、橋本の併殺打の間にそれぞれ1点返し、中大が同点に追いつく。

その後はピンチを迎えても、子安と5回途中から三奈木亜星(商4=浦和学院)が落ち着いた投球を見せ無失点に抑える。

▲140㌔台中盤の速球を生かし好リリーフを見せた三奈木

6回裏、1死から安田が安打を放ち、代走の青木勝吾(文1=中央学院)が盗塁を決め、チャンスを作り、打席には伊藤櫂。「下半身と連動して打てた」と中西(青学大)の初球の内角のフォークを捉え、打球はレフトスタンドへ値千金の勝ち越し2点本塁打。伊藤櫂は高々とこぶしを挙げ、ダイヤモンドを1周し、ベンチで手荒い祝福を受ける。

▲値千金の本塁打を放ち喜びを爆発させる伊藤櫂

最終回は、東恩納蒼(商2=沖縄尚学)が、復活を予期させる三者凡退でぴしゃりと抑え、中大は2022年秋季リーグ戦以来となる開幕戦勝利を挙げた。

▲昨年春以来の登板となった東恩納

伊藤櫂は「今日のことは今日のことで」とすでに明日を見据える。四冠目指し勢いに乗る中大野球部から目が離せない。

 

◆試合結果◆
〇中大 5 -3 青学大●

◆お知らせ◆
次戦は4月8日(火曜日)に明治神宮野球場で行われる対青学大2回戦です。

(記事:紀藤駿太、写真:橋本唯花、齊藤さくら、小林陽登、比留間柚香)

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