▼試合結果
2025年5月11日 神奈川県・レモンガススタジアム平塚
JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦1部 第7節 | |||
中央大学 | 0 | 1 | 桐蔭横浜大学 |
中大得点者:- |
▼スターティングメンバー | ||||
GK | 1 | 岩瀬 陽 | 経4 | 興國高 |
DF | 3 | 常藤 奏 | 経3 | 興國高 |
DF | 4 | 中光 叶多 | 商2 | サンフレッチェ広島ユース |
DF | 16 | 西岡 隼平 | 経2 | 興國高 |
MF | 5 | 牧嶋 波亜斗 | 経3 | 名古屋グランパスU18 |
MF | 8 | 武本 射雅 | 経4 | 興國高 |
MF | 12 | 岡崎 大智 | 経2 | FC東京U18 |
MF | 15 | 藤井 日向 | 商4 | 関東第一高 |
MF | 19 | 杉山 耀建 | 国経4 | 狭山ヶ丘高校 |
FW | 10 | 持山 匡佑 | 商4 | 静岡学園高 |
FW | 11 | 田中 幹大 | 商4 | 川崎フロンターレU18 |
▼選手交代 | |||||
5 | 牧嶋 波亜斗 | ▶ | 22 | 坂本 勘汰(経1) | (ハーフタイム) |
15 | 藤井 日向 | ▶ | 17 | 淵上 涼太(経4) | (ハーフタイム) |
16 | 西岡 隼平 | ▶ | 23 | 新 鉄兵(商3) | (後半18分) |
11 | 田中 幹大 | ▶ | 7 | 北浜 琉星(経3) | (後半18分) |
12 | 岡崎 大智 | ▶ | 14 | 尾川 丈(商2) | (後半32分) |
今季初の連敗
前節、ホームでの東洋大戦で敗戦し、波に乗り切れない中大は今季二度目の平塚で桐蔭横浜大との一戦に臨んだ。スタメンでは前節から尾川に代わり、今季初出場の岡崎がボランチで起用された。
▲今季初出場の岡崎
試合は前半からもどかしい時間帯が続く。前半13分、攻撃を完結できずロングカウンターを受け左サイドからピンチを迎えるが、この場面では岡崎が体を入れシュートは許さない。だが、前半20分に左サイドからのクロスを処理しきれず、こぼれ球を押し込まれて先制を許した。
その後は反撃の姿勢を見せ、前半23分には武本のクロスに中央で持山が合わせるなどチャンスを作るも、相手GKの好セーブに阻まれ得点には至らなかった。5分後にも右サイドのクロスを杉山がつなぎ、田中がシュートを放つも相手DFに当たり枠を外れた。前半は0−1のまま終了し後半へと向かう。
▲ミドルシュートを狙う持山
ハーフタイムに牧嶋と藤井に替え、淵上と坂本を投入。後半は序盤から主導権を握り、攻勢を強める展開となった。後半12分には武本がミドルシュートを放つも惜しくも枠の外。後半18分には西岡と田中に替わって新と北浜がピッチに立ち、さらなる攻撃の活性化を図る。その2分後、北浜のパスに持山が反応し、ミドルシュートを放つが、ここでも相手GKのファインセーブに阻まれ、得点が遠い時間が続く。▲途中出場の北浜
後半23分には相手のロングボールから一気にゴール前に迫られるも、シュートは枠外で難を逃れる。後半34分には相手のCKからファーで合わせられるピンチを迎えたが、GK岩瀬が神がかり的な反応でシュートを防ぎ、追加点を許さない。
試合終盤は激しい攻防が続いたが最後までスコアを動かすことはできず、前半の1点が重くのしかかる形で0−1の敗戦。中大は今季リーグ戦初の連敗を喫する結果となった。
今季初出場となった岡崎は「(前半に)ビルドアップの部分で上手く前に進めなかったり、守備の部分で上手くボールを取りきれなくて、FWの選手に収められたりして、相手のチャンスになるシーンが多かった」と前半にペースをつかめなかったことを悔やんだ。
次戦は昨季リーグ無敗王者・明大と対する。優勝を目指す上で絶対に落とせない一戦で、直近4試合1得点と不振が続く攻撃陣の奮起に期待がかかる。
▼試合後コメント
MF 岡崎 大智選手
―前半でペースをつかみきれなかったのは具体的にどんなところが要因か
ビルドアップの部分で上手く前に進めなかったり、守備の部分で上手くボールを取りきれなくて、FWの選手に収められたりして、相手のチャンスになるシーンが多かったので、その面でだいぶ上手くいかなかったです。相手の時間が多かったです。
―自身は今季リーグ戦初出場。期待されている部分について
今年からボランチになって、「守備や攻撃の面で他の選手と違う面を見せるように」という感じだったんですけど、ビルドアップだったり、守備は球際だったりと、強度の部分で違いを出せればいいかなと思います。
―前への意識も強く感じたが?
去年センターバックをやっていて、自分が「こういうボランチだったらいいな」という想像で、自分がボランチやってる時は、なるべく前に向いて、前に配球できるような選手になりたいなと意識して、練習に取り組んでいます。
―昨季はセンターバックに加え、ウィングバックでも出場していたが?
自分の特徴でもあるんですけど、高校の時も全然固まったポジションがなかったので、いろんなポジションをできて、ユーティリティ性があるようなプレイヤーになりたいと思います。
―今季の目標について
「怪我はしない」という目標で今季は入ったんですけど結局怪我しちゃってるので、リーグ戦での得点ですかね。去年も決めたんですけど、リーグで結果残せるような選手になりたいです。
―次節の昨季王者・明大戦に向けて
もう2連敗していて中大も負けられない状況でもあるし、優勝を目指すなら明治は1回倒さないといけないと思うし、次節が一番の鍵になると思うので、次節に向けて来週からの練習でしっかり準備して、来週の明治戦を全員で戦えるように準備したいと思います。
(記事:山口周起 写真:山口周起)
▼次節情報
5/17(土)14:00 第8節 vs明治大学 @明治大学八幡山グラウンド