9月11日 神宮球場
チーム 123 456 789=R H E
亜 大 000 000 100=1 3 1
中 大 200 010 01X=4 7 0
[中]皆川、後藤ー古賀
[亜]松本健、青山、高山、内間ー草部、佐久本
[本]なし
◆スタメン◆
1[遊]中川 拓紀(商2=宇治山田商)
2[中]五十幡亮汰(法3=佐野日大)
3[三]内山 京祐(文3=習志野)
4[二]牧 秀悟(商3=松本第一)
5[指]倉石 匠己(経3=東海大市原望洋)
6[捕]古賀 悠斗(法2=福岡大大濠)
7[右]森下 翔太(商1=東海大相模)
8[一]小野寺祐哉(経4=白鷗大足利)
9[左]坂巻 尚哉(経3=千葉経済大附)
P 皆川 喬涼(法2=前橋育英)
この試合の前日に行われた1回戦では、7回に打線が爆発し一挙8得点を挙げて逆転勝利。開幕カード勝ち点獲得に向けて2回戦に臨んだ。
先発は皆川。初回の先頭打者にストレートの四球を与えたものの「初回のピンチを抑えたことで乗っていけた。初回に2点取ってもらったのも大きかった」と、その後はストライク先行のピッチングで次々と打者を打ち取った。球速は140㌔前後だったが「オープン戦でも調子が上がっていたし、その時からスピードはこんな感じ。今日も差し込めていた」と納得の様子。6回77球被安打1と次回にもつながるほぼ完璧な内容だった。
▲6回を投げて被安打1と完璧なピッチングを見せた皆川
前日つながりを見せた打線は、この試合も機能する。前の試合マルチ安打の活躍で初の1番に抜擢された中川が初球をセンター前に運んで出塁すると、続く五十幡の打席で相手野手の失策も絡み、二、三塁のチャンス。一死後迎えたのは頼れる主砲牧。「外野フライでも一点入ると思っていた。手応えはあった」と左中間を深々と破る二塁打を放って、幸先よく2点を先制した。
▲先制の2点適時二塁打を放った牧
その後は互いに無得点のイニングが続き、迎えた5回裏の攻撃。一死から粘って五十幡が出塁すると、すかさず盗塁。「盗塁は重点的に練習してきたし、その結果が出た」と武器の足で相手バッテリーを揺さぶると、打席には内山。「整地とか挟むので、ここでもう1点欲しかった。
▲追加点となる適時打を放った内山
7回からは前日に引き続き後藤茂基(商2=城西大城西)が登板。「多少疲れはあったが、そこまででは無かったので投げることができた」と7回に適時打で1点を失ったものの、その後は緩急をつけた投球で後続を断った。チームは8回にも倉石の二塁打を足掛かりに1点を追加。9回は引き続き後藤がきっちり締めてゲームセット。開幕カード連勝で勝ち点1を手にした。
「皆川もいい投球してくれたし、先制点も大きかった。来週の駒大戦に向けて、また気を引き締めていこうという話をした」と清水監督。春からさらにパワーアップした強力な攻撃陣と安定感の増した投手陣の双方に良いところが数多く見られた2試合となった。目指すは23季ぶり、11年ぶりの優勝。これ以上ない、最高のスタートダッシュとなったに違いない。
▲2試合続けて好リリーフの後藤
◆試合結果◆
中大4-1亜大(2勝 勝ち点1)
◆お知らせ◆
次戦は9月17日に9時から神宮球場にて行われる対駒大1回戦です。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部