2026年4月26日 日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館
前日は1年生3名をオーダーに起用し、新体制を見せた中大バドミントン部。実績のある選手を多数擁する強豪明大との一戦に、どのような布陣、試合展開となるのか注目だ。しかし、試合はいずれも強敵相手に粘りを見せた選手たちだったが、第1ダブルスでの勝利のみで中大は1-4で敗戦となり、初勝利は飾れなかった。
〈第1シングルス〉
第1シングルスには、筑波大戦では出場のなかった五島直紀(経2)が出場。インカレ個人優勝の実績を持つ藤原(明大)の前に序盤から得点を重ねられる。点差を広げられても果敢に粘り、僅差に詰めると、徐々に正確なショットが決まり始めた。そのままの勢いで、終盤3連続得点を決め、第1ゲームを先取。しかし、リードを奪った五島だったが、相手もショットの正確さを上げ、第2ゲームは大きく点差をつけられ、8ー21でこのゲームを奪われる。食らいつきたい五島だったが、相手に第2ゲームの勢いそのままに攻め込まれ、序盤から大きくリードを許した。粘りも及ばず、実力者を前に敗戦。チームとしては先手を許した。
▲難敵相手に粘りを見せた五島
〈第2シングルス〉
第2シングルスでは、前日の筑波大戦で粘りを見せた殷(商3)が出場。相手の中川(明大)とは同学年・同高校出身の対戦カードとなった。第1ゲーム序盤はお互いに譲らない展開で試合が進むが、中盤5連続得点で殷が抜け出した。さらにリードを決め、第1ゲームを先取する。しかし第2ゲーム、相手の勢いに押され、ミスも重なった。僅差に迫るも追いつくことができず、第2ゲームを奪われる。第3ゲームでも、果敢に鋭いスマッシュで攻めるが、相手の第2ゲームからの勢いを止めることができず敗戦。チームとしても連敗で追い込まれる。
▲スマッシュを決め、ガッツポーズを見せる殷
〈第1ダブルス〉
前日同様、第1ダブルスには主将の森川翔暉(商4)・深尾優太(経1)のペアが出場。前日チーム唯一の勝ち星を挙げた二人は、勢いそのままに速いペースでシャトルを打ち合う。中盤に二度の4連続得点でリードを広げ、第1ゲームの先取に成功する。第2ゲーム、早いラリーの中で相手に流れを掴まれ、大きくリードを許す。しかし、粘り強く得点を決め同点に追いつくが、再び引き離されこのゲームを落とす。第3ゲームでは、両者譲らない一進一退の攻防で試合終盤までゲームはもつれたが、最後はペースを掴み、流れを渡さず勝利。森川・深尾ペアは連勝となった。
▲スマッシュを狙う森川(左)とペアの深尾
〈第2ダブルス〉
第2ダブルスには、前日は佐藤文祐(経1)と出場した新木統(商3)と松本啓吾(商3)の同学年ペアが出場。2月に行われた新人戦ではベスト8入りを果たした、鋭いショットで攻めるペアが今リーグに臨む。序盤から今試合も速いペースで打ち合う。序盤は一進一退の攻防も、中盤から相手のショットに飲まれ得点を失う。終盤に粘りを見せたがミスも響き、13ー21でこのゲームを失う。第2ゲームも相手の鋭いスマッシュが続き、流れを掴まれた新木・松本ペアは大きく点差をつけられ、終盤に5連続得点を含む9得点を決めたが、序盤からの失点が響き敗戦。中大はこの時点で今試合敗戦が決まった。
▲今季初出場となった松本(左)とスマッシュを打つ新木(右)
〈第3シングルス〉
第3シングルスには、前日第2シングルスで出場した高橋悠(法2)が出場。第1ゲーム、シャトルをコントロールし、相手を揺さぶる高橋だが、流れを掴むことができず、相手にリードを許す。終盤に追い上げを見せ、僅差に迫るがあと一歩及ばず19ー21で第1ゲームを失う。第2ゲームで巻き返したい高橋だったが、第1ゲームからの相手の勢いを止めることができず、点差を広げられる。徐々に点差を詰めるが、終盤相手に5連続得点で引き離され、そのまま敗戦。高橋悠の勝利も次戦以降に持ち越しとなった。
▲今試合は第3シングルスでの出場となった高橋悠
強豪明大相手に、どの試合も厳しい試合であったことは間違いない。しかし、実績のある相手に粘りを見せた五島ら、森川・深尾ペアは強豪相手にも勝利を飾った点は次戦への明るい材料となった。今季リーグ戦初勝利に向け、次週も日体大ら強豪校との対戦が組まれている3連戦へ臨む。
◆試合結果◆
●中大 1-4 明大〇
1S ●五島1(21ー19、8ー21、10ー21)2藤原〇
2S ●殷1(21ー13、15ー21、14ー21)2中川〇
1W 〇森川・深尾ペア2(21ー16、14ー21、21ー17)1野村・有江ペア●
2W ●松本・新木ペア0(13ー21、15ー21)2佐藤・高田ペア〇
3S ●高橋悠0(19ー21、11ー21)2三木〇
◆コメント◆
【森川選手】
──前日の筑波大戦について
昨日は、相手が引いてくれていたので、自分たちのやりたいように思うように。練習通りにプレーがずっとできていたので、焦ることなくて、普通にプレーできていたので良かったと思いました。
──今日の試合はどうでしたか。
今日はもともとダブルス2本取りに行くつもりだったので、絶対に勝たないといけない状況で入ったんですけど。1ゲーム目はお互い探り探りでやって取れたんですけど、2ゲーム目はちょっと余裕ができたからっていうので、レシーブに回ったり守りに入ったので、そこで逃げる様子が少し悪くて。そのまま取られたんですけど、3ゲーム目はお互い気持ち切り替えてプレーできたので良かったと思います。
──1年生の深尾とのペアはどうですか。
そうですね。1年生ですけど、結構思いっきりプレーができていたり、あんまり(深尾が)緊張しないタイプなので。そこはやっぱり1年生としては結構、素晴らしいなと思います。
──4年生になって、キャプテンにもなった意識はどうですか。
みんなで練習は頑張っているんですけど、やっぱりその練習通りに出せるかが、一番問題があります。もっと自分が積極的に声かけて、練習通りの試合ができるように頑張りたいです。
──チームの雰囲気とかはどうですか。
練習は普通に雰囲気よくやれているんですけど、もっとやっぱり試合で、人数少ない分みんなが盛り上げるべきかなっていうの思います。
──今年の目標は。
今回のリーグ2連敗しちゃったので、入替戦に行かないようにこっから逆転勝ちできるようにするのと、全体でも目標はやっぱりインカレでベスト4以上に入ることが目標なので、今のままでは少し(ベスト)8とか16ぐらいで止まってしまうと思うので、もう1つ上にいけるように頑張りたいと思います。
──最後に次の試合に向けて一言お願いします。
まだ可能性は全然あるので、諦めてはないので。これからあと1週間ですけど、自分たちで調整していって、練習通りのプレーができるようなみんなを持っていければ良いと思います。
【五島選手】
──今季初出場、試合内容はどうでしたか。
相手がインカレチャンピオンってことで。結構、向かっていく気持ちで行ったんですけど、1ゲーム目は結構よかったんですけど。2ゲーム目から結構相手のペースに飲まれてしまって、全然歯が立たなかった、体力不足とかあるんですけど。もっと練習して。1ゲーム取れたんで、そこは自信にしていきたい、次は2-0で勝てるように練習してきたいです。
──後輩が入ってきたことはどう感じているか。
今年の1年生結構強いんで、追いかけられる気持ちはあるんですけど、やっぱりそこに負けないように、自分が中央大学代表して出られるように。追われる側の気持ちになったというか、去年まで1年生だったので、追われる側はなんかしんどいなっていうのを感じます。
──最後に次戦に向けて一言お願いします。
出るかはわからないんですけど、出たら今、結構中央大学負けてるんで。自分が 1本取って中央大学の勝利に導けるように頑張りたいです。
◆お知らせ◆
次戦は5月2日(土曜日)に日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館で行われる対日大戦です。
(記事、写真:野村真)
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