2026年9月5日 神奈川県・日産スタジアム
第95回日本学生陸上競技対抗選手権大会(全日本インカレ)が開幕した。
田邉奨(商3)が男子800㍍で大会新を出し、決勝進出を果たしたほか、連覇を狙う4×100㍍リレーも決勝進出するなと手に汗握る結果となった。
男子1500㍍予選に出場した寺田向希(文3)は、予選から堂々とした走りを見せ、組2位でフィニッシュ。安定した走りで決勝進出を果たした。5時間後に行われた決勝では、スタートから先頭に立つと、その後も順位をキープし、ラスト200㍍まで首位争いを繰り広げた。しかし、終盤でわずかに競り負け、3位とは0.2秒差の4位でフィニッシュ。表彰台まであと一歩に迫るも、惜しくも4位に終わった。

▲首位争いをする寺田
男子400㍍予選には、田邉奨(商3)、正野巧磨(経3)、庄籠大翔(法3)の3人がエントリー。
1組目に出走した田邉は組トップの46秒44で準決勝進出を決める。2組目に出走した正野も、4着だったものの、田邉に続くように47秒01のタイムで拾われ準決勝へ。
5組目、外側8レーンのスタートとなった庄籠は「レース展開が思うようなところに至らなかった」と振り返る。結果は47秒25で組4着と、次のステージに進むことは叶わなかった。
この悔しさは明日以降行われるマイルリレーで挽回するとして「絶対先頭で渡すってイメージで走れたら」と意気込みを語った。
▲悔しくも予選敗退となった庄籠
迎えた準決勝。1組に出走した田邊が快走を見せ、組1着で見事決勝進出を決める。ラスト直線では他を寄せ付けない圧倒的な速さでフィニッシュし、45秒73の大会新記録を樹立した。
▲大会記録を更新した田邊
2組目に出走した正野は一番内側2レーン、林(筑波大)に直線で大きな差をつけられ7着でフィニッシュ。最後まで奮闘したものの47秒20で決勝に駒を進めることはできなかった。
▲最後まで粘る走りを見せた正野
男子100㍍予選には、アジア大会で4×100㍍リレー代表に選出されている小室歩久斗(法2)と先日10秒14の自己ベストを更新した黒木海翔(法3)が出場した。
小室は10秒36、黒木は10秒47のタイムでそれぞれ組1着でゴールし、危なげなく準決勝へと駒を進めた。
準決勝ではスタートから飛び出すと終始トップを守り抜いた小室。全体2位の10秒12で決勝進出を決めた。脚のつりや痛みで実力を発揮しきれなかった関東インカレや日本選手権を乗り越えた小室は、今大会の優勝の大本命として期待がかかる。

▲準決勝も余裕のある走りを見せた小室
10秒26の組で2着で決勝進出を果たした黒木は、「タイムは納得いくものではなかったが決勝に進められてよかった」と自身の走りを振り返った。得意とする中盤からの伸びを活かし、「前半から攻めていく」と明日を見据える。

▲組2着で決勝へ駒を進めた黒木
男子110㍍Hには大江志穏(経1)と館山正真(文3)、西垣俐玖(商2)が出走した。
予選では、大江が組2着で準決勝へ。1年生ながらランキング以上の走りをみせた。「準決で勝負し、決勝を狙っていく」と大会二日目への意気込みを語った。館山は組4着。「久々の大会で楽しめた」と振り返ったが「勝負なので負けて悔しい」と語り、来季へ向け記録更新を誓った。
▲安定した走りを見せた大江
全カレ初日の最終種目は4×100㍍リレー予選。昨年に引き続き、優勝を目標とする中大は1走から、田村莉樹(経4)、黒木海翔(法3)、植松康太(総3)、エケジュニア瑠音(法4)の関東インカレ優勝メンバーという盤石な布陣で臨んだ。
アンカー・エケにトップでバトンが渡るとリードを保ったまま、1着でフィニッシュ。持ち前の安定感で決勝進出を決めた。スターターを担った田村はレース後「個人としてもチームとしてもどんな状況があっても2連覇を目指す」と決勝への意気込みを語った。
また、植松はレースを振り返り、「バトンも改善できるところがあるので改善する」と話したうえで「リレーだけにかけてきたので勝ち切って学生新を狙う」とリレーへの思いを語ってくれた。
「自力はどのチームよりもある」とエケが語るように中大旋風を巻き起こす準備は整っている。栄冠を手にする瞬間を見届けたい。

▲植松からエケヘのバトンパス
◆試合結果◆
【男子1500㍍】
予選
3組 寺田向希(文3)3分49秒33
→組トップで決勝進出✨️
決勝
④寺田向希(文3)3分46秒20
【男子400㍍ 】
予選
1組 田邉奨(商3)46秒44
2組 正野巧磨(経3)47秒01
5組 庄籠大翔(法3)47秒25
→田邊、正野が準決勝進出✨
準決勝
1組 ①田邉奨(商3)45秒73
→大会新✨️決勝進出✨️
2組 ⑦正野巧磨(経3)47秒20
【男子100㍍】
予選
1組 小室歩久斗(法2)10秒36
3組 黒木海翔(法3)10秒47
5組 山崎天心(法2)DNS
準決勝
1組 小室歩久斗(法2)
3組 黒木海翔(法3)
【男子110mH 予選】
1組 ②大江志穏(経1) 14秒18
4組 ④館山正真(文3) 14秒21
5組 西垣俐玖(商2) DQ
【男子4×100mR 予選】
4組
① 38秒95
1走田村莉樹(経4)
2走男子4×100mR 予選
4組
① 38秒95
1走・田村莉樹(経4)
2走・黒木海翔(法3)
3走・植松康太(総政3)
4走・エケジュニア瑠音(法4)
→決勝進出✨黒木海翔(法3)
◆お知らせ◆
次戦は9月6日(日曜日)に日産スタジアムで行われる全カレ2日目です。
(記事、写真:大畠栞里、土屋日向、村野風珈、伊藤凛音、手代木幸)
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