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日大に完封勝利!―関東大学アイスホッケーリーグ戦2巡目 対日大

10月27日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 

2巡目折り返し地点である日大との一戦を迎えた。1巡目の対戦では9-1と快勝したものの日大は前日に上位の東洋大に白星を挙げ、「上位にあたるような気持ちで挑んだ」(上村コーチ)。第1ピリオド終盤に中大が先制点を決めると、流れはそのまま中大に。「中大のホッケーが随時できていた」(阿部翼主将・総4)というように失点をせず5-0で試合を終えた。

 

〈第1ピリオド〉

序盤は一進一退の攻防が続いた。開始約4分にパワープレイのチャンスとなるがゴールに結びつかない。しかし、「パックのキープ率はこちらの方が高く」(上村コーチ)確実に中大へ流れが来ていた。そして第1ピリオド残り約5分。嶋貫一真(総2)が先制点を決め、そのまま第2ピリオドにつなげた。

▲1得点目のアシストをした矢島翔吾(総2)

 

〈第2ピリオド〉

得点ラッシュとなったのは第2ピリオド。序盤に徳光陸(文3)が強烈なシュートをゴールに突き刺すと、その約10秒後に、徳光からのパスを受けた権平優斗(総1)の「楽に、思い切りいこうと打った」(権平)シュートがゴールネットを揺らした。第2ピリオド最後のゴールを決めたのは阿部主将。「チームにとって勢いづけるかというとそうではない」(阿部主将)と自身のゴールを謙遜したが、確実にキャプテンとしての実力を見せる得点となった。相手のシュート数をわずか6に抑え、4-0で第2ピリオドを終えた。

▲得点後ガッツポーズをする阿部主将

 

〈第3ピリオド〉

第3ピリオドはパワープレイでのスタートとなった。スタートの合図とともに矢島がパックを取り、相手チームのゴールに向けパックを勢いよく運び、豪快なシュートを放った。これは惜しくもゴールを外す。日大も負けじと決定的な場面を何度かつくる。しかし、ディフェンス陣の好セーブでゴールを割らせない。今回の最終ゴールは中大の3得点目をたたき出した権平。「キーパーが結構前に出てたので裏に回ったほうがいい」(権平)と瞬時の判断で相手キーパーに跳ね返されたパックをゴールに押し込んだ。

▲今回2得点を決めた権平

 

「0失点で終えたのは収穫」(上村コーチ)と次戦に弾みがついた中大。しかし、決して気を抜けられない。「山場となる」(阿部主将)次からの3試合へ「来週の明大戦に向けてもっともっと気を引き締めて、全てかけていく」(阿部主将)。

 

▼試合結果▼

○中大5(1-0,3-0,1-0)0日大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部