4月7日 ダイドードリンコアイスアリーナ
フレッシュな顔ぶれもそろい迎えた開幕戦。前日に予定したこの試合だったがリンクコンディションの不具合のため順延となった。そんなアクシデントにも屈せず東海大を相手に5-2と初戦を白星で飾った。中大は相手に対し5倍以上のシュート数に2点差での勝利。しかし、新主将の阿部翼(総4)は「納得のいく内容ではなかった」と振り返った。
〈第1ピリオド〉
「いいスタートが切れた」(阿部主将)。試合開始1分半。植森脩太郎(法4)と宮本明朗(総3)がつないだパックを渡邊大(文2)がゴールに押し込み中大に流れを作る。キルプレーによる数的不利な状況にもかかわらず、先制点でアシストした植森が今度はネットを揺らした。良い雰囲気の中、次に決めたのは公式戦初ゴールとなった1年の米山幸希(法1)。しかし、第1ピリオド折り返し地点。「簡単なミス」(八戸監督)で失点し「チームの雰囲気が淀んで」(八戸監督)しまう。
▲先制点をあげた渡邊
〈第2ピリオド〉
中大4点目となるゴールを突き刺したのは齊藤大知(法4)だった。第2ピリオド残り4分。第1ピリオドでアシストとゴールでチームに貢献した植森がまたもや力を発揮し得点を挙げる。その直後に数的不利な状況を作るもなんとか守りきった。
▲得点に喜ぶ選手たち
〈第3ピリオド〉
第2ピリオドでは点差をつけ、雰囲気を一新できたと思ったが、第3ピリオドではペナルティを立て続けにとられてしまう。中大は2人少ない状況で東海大に2点目を決められ、5-2で初戦を締めくくった。
▲新主将となった阿部
今年の目標は「無敗で三冠」。今回の試合は選手にとって「淀んだ雰囲気をいかにみんなで盛り上げていけるのか勉強になった」(八戸監督)と前向きにも捉えている。次の相手は法政大。「あくまでも通過点でしかない」(阿部主将)と気合十分だ!
◆大会結果
○中大5(3-1、2-0、0-1)2東海大●
◆中大の得点
1:30 G渡邊 A植森、宮本
4:30 G植森 A宮本、徳光陸(文3)
7:38 G米山 A 宮本
24:53 G齊藤 A切江蓮(総4)
36:06 G植森 A徳光
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部