早大相手に完封負けを喫するー東京都大学ソフトボール春季リーグ戦対早大

４月14日　江戸川区球場

初戦でコールド勝ちを収め、幸先のいいスタートを切った中大。２戦目は選手たちが「一番大事な試合」と位置付ける早大と対戦した。試合は早大に先制を許すと、失策も重なり点差を広げられる展開に。打線も相手投手の山内の前に沈黙し０－４と完封負けを喫した。

１回表、先頭打者の道祖土拓真（商３）が左中間への二塁打を放ち、好機を作る。しかし、後続が倒れ先制点を挙げることはできなかった。１回裏、歳川幹大（経３）は失策による走者は出したものの無失点に抑え、上々の立ち上がりを見せる。しかし２回裏、歳川は二塁打と四球で１死一、二塁とされると、続く八番打者に一塁手のグラブをかすめる右前適時打を打たれ、中大は先制を許す。その後も失策と犠牲フライで失点を重ね、３点差にリードを広げられてしまう。

▲初回、二塁打を放った道祖土

１点ずつ点を返していきたい中大。３回表に１死一、二塁の好機を作る。ここで打席が回ってきた大原悠斗（文３）が放った打球は三塁手の正面に。併殺打となってしまい得点を奪うことができない。４回表からは相手先発の山内に毎回奪三振を許すなど散発２安打に抑え込まれ得点することができずに０－４と完封負けを喫した。

▲先発した歳川

「気合が全部空回りしてしまった」と金澤寿明主将（商４）。金澤主将は２安打に抑えられた打線について「ストライクとボールの見極めができなかった」と語り、４失策となった守備面に関しては、リーグ戦の一番大事な試合という自覚が「緊張や固さにつながった」と話した。指揮を執った松永監督も「負けるべくして負けた」と今日の試合を振り返った。

▲マウンドに集まる中大内野陣