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3年ぶりの開催!中大からは5人が出場ー天皇杯 第28回全国男子駅伝

2023年1月22日 広島・平和記念公園前~JR前空駅東~平和記念公園前

▲地元、広島を駆ける中野翔

全国男子駅伝が3年ぶりに開催された。一般、大学、高校、中学の都道府県を代表するランナーが広島に集結し、ふるさとのチームの襷(たすき)をつないだ。中大からは、愛媛県代表に千守倫央(商4)、広島県代表に中野翔太(法3)、宮崎県代表に湯浅仁(経3)、山口県代表に阿部陽樹(文2)、宮城県代表に吉居駿恭(法1)の箱根路を沸かせた5人が選出された。

順位を4つ上げた千守

千守と中野翔は3区に出走。主将を任された千守は41位から37位に順位を上げる4人抜きの快走。「チームに勢いを与える走りができた」と一般、大学生部門に期待が懸かっていた愛媛チームを勢いに乗らせた。中野翔は7位集団でレースを進めた。10位から8位に順位を上げ、区間7位の好走でふるさとである広島を駆け抜けた。

▲区間18位の好走を見せた湯浅

最終7区には湯浅、阿部、吉居駿の3人が出走。13 kmの最長区間であったが3人ともに、順位を一つ上げてフィニッシュ。吉居駿は力強いラストスパートを見せ9位にチームを導いた。阿部、湯浅は区間17位、18位とともに安定した走りでチームを支えた。

▲区間17位の好走を見せた阿部

結果は広島県が7位で前々回ぶりの入賞。宮城県は吉居駿のラストスパートで9位争いを制した。山口県は13位と前回大会の23位から10番順位を上げた。宮崎県も17位と前回大会から8番順位を上げた。愛媛県は3区で千守が押し上げた順位を死守し、37位でのフィニッシュとなった。

▲鋭いラストスパートを見せた吉居駿

◆大会結果◆
①長野 2時間17分10秒=大会新
②埼玉 2時間17分35秒
③東京 2時間18秒20秒
⑦広島 2時間18分38秒 
⑨宮城 2時間20分07秒 
⑬山口 2時間20分11秒 
⑰宮崎 2時間20分37秒 
㊲愛媛 2時間23分36秒

3区 8.5 km
広島 中野翔太 23分44秒 区間7位
愛媛 千守倫央 24分07秒 区間17位

7区  13 km
山口 阿部陽樹 38分19秒 区間17位
宮崎 湯浅仁  38分21秒 区間18位
宮城 吉居駿恭 38分38秒 区間25位

◆コメント◆
千守
──感想をお願いします
「愛媛県は自分たち社会人・大学生の区間が引っ張っていかないといけない中で最低限3、4人抜きができて、チームに勢いをもたらす走りができたのはよかったです。」

──普段のレースとの違いはありましたか?
「プレッシャーが割と少なかったです。中央大学のレースとなるといろんなプレッシャーがあるので。この駅伝はプレッシャーがなかったわけではないですけど楽しく気楽に走れたので、楽しかったです。」

(記事:松本あゆみ、写真:二村沙羅、松本あゆみ)

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