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1カ月を切った全日本予選・全日本選手権 それぞれが挑む勝負の6月ー第271回日本体育大学記録会・2019年度第1回中央大学記録会

6月1日 日本体育大学健志台陸上競技場・中央大学多摩校地運動施設陸上競技場

関東インカレから早1週間。中大長距離陣は休む間も無く次なる戦いの舞台に向けてスタートを切っている。舟津彰馬(経4)と田母神一喜(法4)は日本記録挑戦会と題した15組で小林史和(NTN)が15年前に記録した3分37秒42の日本記録更新を目指した。中大記録会では全日本予選のメンバー選考が行われるなど、選手たちは日体大・中大の両記録会で己の明確な目標を持ってレースに挑んだ。

日体大記録会の1500m15組には中距離界きってのそうそうたるメンバーが名を連ねた。今回のレースではペースメーカーも2人付くなど15年振りの日本記録更新に向けて期待が高まった。レースは序盤からハイペースで進んだ。その中でも舟津は「しっかり日本記録を狙います」と前回の関東インカレ後に語ったようにピッタリとペースメーカー2人の後ろにつける積極的な走りを見せる。田母神も集団後方に付けレースをうかがった。▲2人のペースメーカーの後ろにピッタリと付く舟津

しかし900mを過ぎ舟津の足がピタリと止まった。関東インカレから1週間と疲労が溜まった中でのレース。舟津は終盤大幅にペースダウンし、もがくようにしてフィニッシュ。レース後、悔しさをにじませた。田母神も800mから1500mに移行する中で挑んだレース。後半粘りを見せるものの、自己記録更新とはならなかった。▲ラスト1周で苦しみながら走る舟津(左)と田母神(右)

日本選手権1500m優勝を目指す舟津と田母神。さらにその先にはドーハ世界陸上出場という大きな目標もある。目標達成のために、ここからが2人にとっては正念場だ。

中大記録会では多くの選手たちによる熱い走りが展開された。今回の記録会は全日本予選メンバー選考が兼ねられた重要レース。序盤はキロ3分ペースの集団で進んだ。▲集団でレースを進める選手たち

5000mを過ぎレースが動く。三須健乃介(文3)が抜け出しそれに助川拓海(経1)が付く。「途中残りの距離的にきつかったが助川が前に出てくれた」(三須)。三須と助川は互いに引っ張り合いながらペースを上げて行った。

助川にとっては「まだ多少疲労が残っていた」と、関東インカレから1週間後で臨んだレース。しかしそんな疲労を感じさせない走りを見せ1年生ながら堂々の1位でフィニッシュした。三須も4月に怪我をしてからの復帰レースであったが29分台にまとめるなど安定した強さを見せた。▲レース後半飛び出した助川(右)と三須(左)

助川、三須に続き岩原智昭(文3)や畝拓夢(法3)らも部員たちの檄を受けて粘り強く走り切った。

全日本予選まであと1ヶ月に迫り、陸上部長距離ブロック全体の熱も高まってきた。明日も日体大や国士舘大で記録会が行われるなど伊勢路出場に向けた選手たちの熱い戦いは続く。

◆コメント◆

三須
――今日のレースを振り返って、またレースの位置付けを教えて下さい
4月の最初から1ヶ月半ぐらい怪我してしまって練習自体は5月の初めの方からスタートしました。その状態だったので関東インカレは厳しい感じになってスタッフとも全日本に向けてやっていこうという考えにシフトしました。今回のレースの位置付けとしては余り練習も積めてないので8000mまでペースメーカーがつくのでそこまで付いて、そこから2000mは全日本予選を意識して上げるっていうレースプランだったんですけど、思った以上に体は動いたので残り4400mぐらいから自分で行ってある程度いききれたので怪我明けにしては上出来かなといった感じです

――今日は上位何人までが全日本予選のメンバーに入れるといったことがあったのでしょうか
関東インカレ外の上位4人がメンバー入りといったものがありました。力通り走ればそこは入れるだろうというのはあったので、レースの中で全日本予選を意識して走れたかなと思います

――助川選手とレース後半競り合っていましたがそのあたりに関しては
残りの距離も長くて自分的にもきつかったんですけど助川が前に出てくれて、余裕があったんですけどラストいききれなかったのが今回の課題点かなと思います。まず下級生に負けたのが非常に悔しいんですけど追い込む練習を積まないでここまで来れたのは一つ自信にはなりました

――今後に向けての意気込み
全日本では1.2組を任されると思いますが、そこで組上位ではなく1着をとって中大に勢いをつけれたらなと思います

助川
――関東インカレから1週間後のレースでしたが体の疲労具合などは
体の疲労は結構残っててジョグ中心に調整してきました。ジョグは動くんですけど流しだったりスピード系の動きは余り良くない感じでした

――三須選手と競っていましたが2人で一緒に行こうなどはありましたか
三須さんが途中で集団から抜けて自分も付いて行って途中で三須さんがいけるかって声を掛けて下さって。そこで自分も余裕があったので引っ張ろうと思って交互に引っ張りあってタイムを狙おうと思って走りました

――事前の目標タイムなどはありましたか
特に無かったですが集団について行って監督からはラスト1キロぐらいから上げていって30分10ぐらいで帰ってくる感じでいいよという感じでした

――全日本予選に向けて
まだ走るかは決まってませんが13人のエントリーメンバーには正式に入ったので、まずは走る8人の中に入ることを目標に頑張っていきたいです

◆大会結果◆

日体大記録会

13組
①森智哉(商2)3分52秒44 PB
⑨谷澤竜弥(経2)3分58秒70
⑩倉田健太(商2)3分59秒01

15組
⑦田母神一喜(法4)3分49秒80
⑨舟津彰馬(経4)4分00秒76

中大記録会

①助川拓海(経1)29分44秒99 PB
②三須健乃介(文3)29分47秒24
③岩原智昭(文3)30分29秒07
④畝拓夢(法3)30分36秒45
⑤手島駿(商2)30分45秒33
⑥井上大輝(法2)31分39秒51
⑦藤井拓輝(商2)31分56秒75
⑧南後海里(経2)32分47秒40
冨原拓(経4)DNF
大森太楽(文3)DNF
高木航志(文2)DNF
中澤雄大(経1)DNF
藤村燦太(商1)DNF

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部