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2年ぶりの優勝!中大の勢い止まらず─第86回奥多摩渓谷駅伝競走大会

2024年12月1日 青梅市市役所~奥多摩駅~青梅市市役所

奥多摩駅伝が今年も開催され、中大は2年ぶりの優勝を果たした。

1区を走ったのは西優斗(法3)。「緊張せずにスタートラインに立つことができた」と、良いスタートで先頭集団を走った。残り1㌔付近の上り坂で、集団から少し離れてしまったものの3位で襷 (たすき)をつないだ。

▲1区を走る西

2区で襷を受けたのは2年生の伊藤春輝(法2)。この区間は、下り坂を走ったあとに大きな上り坂が続くコースである。伊藤は「下りで多くの選手が体力を消耗するのを分かっていたので、そこでは無理をせず上りで勢いよく抜くことを意識した」と、チームを3位から首位に押し上げる走りで区間賞を獲得した。

▲区間賞の走りをみせた伊藤

3区を走ったのは、4年生の園木大斗(法4)。「最低でも区間新」と語った園木は、中大の山﨑草太(文2)が持つ区間記録を上回る走りで、チームにさらなる勢いをつけた。レース後園木は「まだ諦めずにメンバーに入れるように頑張りたい」と、ラストイヤーの箱根駅伝に向けての思いを語った。

4区は髙沼一颯(経4)。高沼は「区間賞を目標に臨んだ」と、その言葉通り区間新記録となる走りをみせた。「MARCH対抗戦でチームに勢いがついたので、それに続いて結果で示すことにこだわって走った」と、チームにさらなる勢いをもたらした。

▲4年生同士の襷リレー(高沼、佐野)

5区の主将佐野拓実(経4)も後続をさらに引き離し、独走状態になった。佐野も区間賞の走りをみせ、中大は4区連続で区間賞を獲得。レース後「この駅伝で、MARCH対抗戦からのチームの勢いを更に盛り上げられるようにしっかり調整して臨んだ」と話した。

6区の木下道晴(経1)は、首位をキープしてフィニッシュ。「周りが最初から勝負をしてくれて、余裕がある中で走れた」と、チームの優勝に貢献した。

MARCH対抗戦の優勝に続き、奥多摩駅伝でも優勝を決めた中大。箱根駅伝までは残り約1ヶ月。この勢いは収まることなく、箱根の舞台へと続いていく。

 

◆大会結果◆
大学の部
総合順位
❶中央大学  2時間13分31秒
③神奈川大A    2時間20分04秒
④東洋大学二部陸上部    2時間21分01秒
⑤国士館大学A      2時間22分45秒

区間成績
1区 ③西 優斗(法3)22分10秒
2区 ①伊藤春輝(法2)25分46秒 区間賞
3区 ①園木大斗(法4)19分29秒 区間新
4区 ①髙沼一颯(経4)19分08秒 区間新
5区 ①佐野拓実(経4)24分26分 区間賞
6区 ③木下道晴(経1)22分32秒

 

(記事:酒井奏斗、写真:二村沙羅、山崎響)

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