• Twitter
  • facebook
  • instagram

4人で挑んだ団体戦ベスト4―関東学生バドミントン新人選手権大会

2024年2月20日、21日 平塚サンライフアリーナ

 

ダブルス2試合、シングルス1試合でトーナメントが進んでいく団体戦に、深井俊椰(商3)、池田真那斗(商2)、清水大洋(経3)、森川翔暉(商2)がエントリーした。奥野天斗(商2)、橋村優翔(経2)は直前の体調不良のため棄権。欠員が出る中試合が始まった。

 

初戦はシードを得た為、2試合目からの出場となった。青山学院大をストレートで制した東京経済大との対戦だ。深井・池田ペアは21-11、21-9と難なく2セットを先取。一方、清水・森川ペアは1セット目は21-11で取るも、2セット目で相手に流れを掌握され11-21で落とす。3セット目では途中6点を連取するもあと一歩及ばず18-21で敗北を喫した。3回戦への切符はシングルスに委ねられる。

▲第1ダブルスを制した深井・池田ペア

 

ダブルスをこなし少なからず疲労が蓄積しているであろう池田が挑む。1セット目を21-11で取り、流れを掴む。しかし相手に粘られ、2セット目を20-22で惜敗する。シングルスはフルセットにもつれ込んだものの、相手を上回る体力・精神力で21-6と抑え込む。中大は2-1で3回戦へと駒を進める。

▲第3シングルスを制した池田選手

 

同日に行われた3回戦。対戦相手は昨年1部リーグ戦を制した日大だ。深井・清水ペアは昨年リーグ戦で5戦中4戦と大勝を収めている江口・後藤ペアと対戦。1セット目はデュースまで踏ん張るも20-22で敗北。そのまま2セット目もとられ敗北を喫した。池田・森川ペアは両者一歩も譲らない攻防を繰り広げ、21-18、21-15で試合を制する。21日に行われる準決勝の行方はまたもやシングルスに託された。

▲第2ダブルスを制した池田・森川ペア

 

相手は今日初出場の千葉選手。ここまでで4セットをこなしてきた深井選手にとって厳しい試合となる。途中連続して失点し、苦しい局面も見られたが21-19と間一髪でセットを奪う。勢いに乗った2セット目は点差を詰められることなく21-16で試合を制した。

▲第3シングルスをストレート勝ちした深井選手

 

迎えた21日。2014年の新人戦で優勝して以来遠のいていた準決勝。相手はここまでストレートで勝ち上がってきた日体大だ。深井・清水ペアは1セット目のインターバルを取られ、粘りをみせるも21-23でセットを落とす。そのまま相手のペースにのまれ2セット目も12-21で相手に勝ちを譲る。池田・森川ペアは1セット目は13-21で落とすも2セット目のインターバルを取り21-16で流れを引き戻す。運命の3セット目はネット際の攻防に苦戦し18-21と惜敗する結果となった。

▲善戦した清水選手

 

団体戦はベスト4で幕を閉じた。

試合後深井選手は、「フルメンバーではなかったんですけど、日大に勝ってベスト4に入れたことはすごくよかったなと思います」と手ごたえを語った。

 

(記事・写真:吉田弥生)