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埼玉西武ライオンズドラフト3位 古賀悠斗主将 指名あいさつ

2021年10月18日 中央大学多摩キャンパス

先日のドラフト会議で埼玉西武ライオンズ(以下西武)より3位指名を受けた古賀悠斗主将(法4=福岡大大濠)への指名あいさつが行われた。西武からは前田俊郎球団本部編成グループ育成アマチュア担当チーフ、竹下潤スカウトが、中大野球部からは樫山和男部会長、清水達也監督、古賀主将が出席した。

▲左から樫山部長、古賀主将、清水監督

 

以下、記者会見コメント

清水監督
優勝から離れていたので、彼がいれば優勝できると思い、スカウトしました。2年生の時に優勝できたのも古賀が引っ張ってくれたおかげだと思います。プロになっても毎日試合に出続けられるような選手になってほしいと思いますので、シーズン中ですけど残り試合頑張って、プロに行ってほしいと思います。

古賀主将
ドラフト当日すごく緊張してたんですけど、今はほっとしてるっていうのが一番なんですけど、もう自分の中では切り替えていてプロの世界に入ってどうやったら活躍できるかを常に考えながら、日々精進しています。一年目から自分は即戦力として勝負したいと思ってるので、今は切り替えてプロに入った自分を想像しながらどうやったら活躍できるかを考えながら日々過ごしています。プロに入ってから1年目もそうですが、2年目3年目と1年でも長く野球ができるような選手になりたいです。

〜質疑応答〜

古賀主将
──指名挨拶を受けての今のお気持ちをお聞かせください
今プロになったんだなと実感していて、夢であったプロへの道が開いたなという感じです。

──指名されてから1週間経ちましたがどのように過ごしたか
先ほども言ったように、どうやったらプロで活躍できるのかというのを考えながら過ごしてました。西武ライオンズについてSNSとかで調べたりしてました。

──チームのイメージ
西武は打撃が一番すごいと思っていて、自分の課題は打撃なので、打撃ではいっぱい学べるところがあるなと思いました。

──西武の中で目標にしている選手は
やっぱり森選手が自分の守備位置も一緒で、打てるキャッチャーとして活躍しているので目標にしたいです。

──指名を受けて家族や部の友人などからはどのような言葉を受けて会話をしたか
家族からはものすごい喜びの声をいただいて、同期で入団した三浦銀二と電話する機会があったんですけど、やっぱりここがゴールじゃなくてここがスタートだという話を2人でして、プロに入っても上を目指して頑張っていく気持ちは変わらないように頑張っていこうという話をしました。

──本日の指名挨拶ではどのような会話をしたか
本当に監督さんと部長さんは自分のことをよく見ててくださっているなと。またスカウトの方も自分の意識しているところを口にして褒めてくださって、自分のことを評価してくださっているなというのが感想です。

──入団まで時間があるがどのように残りの期間を過ごしていきたいと思っているか
自分は一年目から勝負したいと思っているので、残りのリーグ戦もありますけど、11月と12月の過ごし方、しっかり一年目から勝負して行けるような体力作り、技術の面でももう一度見直して突き詰めていきたいと思います。

──将来的にどんなタイプの選手になりたいかまたプロ野球に入ってからの目標は
プロ野球に入ってから、自分は西武ライオンズにご縁があって指名されたので、西武一筋で頑張っていきたいと思いますし、1年でも長くライオンズの選手としてやっていきたいです。目標としては打撃が課題なので打点王だったりを目指していきたいと思います。

 

前田球団本部編成グループ育成アマチュア担当チーフ
──古賀選手はどんな選手に育ってもらいたいか
総合力の高いキャッチャーですね。プラスキャプテンを続けていたということで、リーダーシップとれてチームをまとめていけるような存在価値のあるキャッチャーになってもらいたいですね。

──森選手のようなキャッチャーになりたいと言っていたが、どのような話をしてみたいか
プロの世界の戦い方だったり、大学とは違って同じ選手と何回も対戦する中でどういうふうなリードしたらいいのかとか、また自分の中では森選手は打撃が魅力的なのでどういう意識でキャッチャーをしながら打てる捕手になれるのかというところを聞いてみたいです。

──同年代でドラフトに選ばれた中で負けたくない選手は
同期ではなく、今年ドラフトで指名された捕手全員には負けたくない。今年選ばれたキャッチャーで誰よりも早く一軍で試合に出たいなと思っています。

──指名挨拶の席上で一番嬉しかったことや印象的だったことを具体的に
自分はものすごくスローイングに自信を持っていてその中でも普段のキャッチボールだったり、セカンド送球はもちろんなんですけど、ピッチャーへの返球の球だったりは常に意識していて、そこを褒めていただいたのはすごく嬉しいです。

──目標が森選手ということですが、森選手の壁とどう戦っていくか?
聞いて盗んで見て盗んでそれを自分の力に変えて、森選手を越えなければ自分は試合に出られないと思っているのでそこを目標にして盗めるところは盗んで聞けることは聞いて仕事したいと思います。

──地元・福岡でプレーしたいという思いは
それはすごくあって、やっぱり福岡に行くといろんな人が足を運んでくれるよという連絡もいっぱいきたので、自分の夢だったりみんなの期待に応えたいと思います。

──西武投手陣の印象
浜屋さんがすごく印象に残っていて、社会人の時からすごくいいピッチャーだなと思って、他にも良い選手はいっぱいいるんですけど、やっぱり自分が見ていた選手だったので浜屋さんの投球だったら自分はこうリードするなとは見て思ってました。

──自身の課題は
常に自分の中では課題はあるので守備にしろ、バッティングにしろ体力にしろ、プロの世界に行ったら全てが課題になるのでその準備を100㌫で入った時にできるようにやっていきたいです。

──西武の投手陣の中で組んでみたい選手
バッテリーを組んでみたいのは浜屋さんで、同期である平良選手の球は魅力のあるボールで是非受けてみたいです。

 

竹下スカウト
──古賀選手指名の決め手は
うちの補強としてもキャッチャーというのがありますので、一番総合力の高い大学生No.1だと思っている古賀選手を指名させていただきました。

▲古賀主将の指名理由を語る担当の竹下スカウト

▲指名あいさつでプロでの活躍を誓った古賀主将

古賀悠斗(こが・ゆうと)

生年月日:1999年9月10日
学部学科:法学部・政治学科
身長・体重:174㌢・79㌔
出身高校:福岡大大濠高校

 

(記事・写真:竹内賢心、小野祐司、為谷楓太)